lowlights

FULL ALBUM

オルフェオン

十二曲入り ・ 夜はこれから

一夜の、香調表十二曲 ・ 点をクリックで各曲へトップノートジュニパーハートノートジャスミンラストノートシダー手首に、ひと吹き最後の一音まで01二人分の幅02届いた03魚って眠るの?04遠回りして帰った05チェックアウトは11時06仰向けになって07日付を言った08今度行こう09光の中で10撮ってたよ11まばらな灯り12オルフェオン

灯りを落とした店。グラスの氷が拍を刻んで、古いピアノが鳴っている。ここから先の十二曲は、夜のほうのふたりの記録です。

手首にひと吹きして、針を落とすところから。

I トップノートTRACK 01

二人分の幅

Verse 1

二度寝を堪えて スマホに手を伸ばした
朝のかたちがぜんぶ変わった
何を食べても 「好きそうだな」って
ひとりの感想じゃ足りなくなった

Pre-Chorus1

聞いてほしいんじゃない
ただ君がなんて言うか
知りたいだけ

Chorus

生活がぜんぶ 二人分の幅になった
いつまでかはまだ 聞けないでいる
こんなに静かに 目を閉じていられる
知らなかった こんなふうになるんだ

Verse 2

君の感想 先回りして ひとりで笑う
聴かなかったラブソングが 愛おしくなる
急いでないのに 支度が丁寧になった
一人が好きだったはずなのに

Pre-Chorus2

違和感がなかった
それがもう
答えなのかもしれない

Bridge

眠れない夜しか知らなかった
君の寝ぼけた声ひとつで 朝がほしくなった
ただそれだけで 夜の意味が変わった

Final Chorus

生活がぜんぶ 二人分の幅になった
いつからかはもう 覚えていない
こんなに静かに 人生は変わるんだ
知らなかった 止まれなくなるんだ

music style
Emotional Japanese alternative rock ballad inspired by syrup16g, Slow tempo, intimate male vocal, soft guitar and minimal drums, Warm but melancholic atmosphere, quiet verses and emotional chorus, Indie rock, sentimental, nostalgic, healing love song, Avoid pop style, keep raw and simple, emotional, indie rock, Japanese ballad, minimal, melancholic, warm, slow tempo

I トップノートTRACK 02

届いた

Verse 1

新しいワンピース 鏡の前で三回まわる
うん、いい 送ろう
ポーズを三パターン試して 一番いいやつを選ぶ
迷わない これが一番いい

Pre-Chorus

喜ぶに決まってる わかってる
でも既読がつくまでの 三秒が好きだ

Chorus

届いた
画面を開いた瞬間の
あなたの顔が 見えるような気がする
可愛いと打ってくるまでの 時間が短いほど
こっちの勝ちだと 思ってる

Verse 2

プレゼントの服を着て その日のうちに送る
着てみた どう?
どうじゃなくて わかってるけど
あなたの口から 聞きたい

Pre-Chorus

リングを買った日は 指を撮った
ブレスレットの日は 腕を撮った
あなたが選んだものを あなたに送る
それがなんとなく 好きだった

Chorus

届いた
画面を開いた瞬間の
あなたの顔が 見えるような気がする
可愛いと打ってくるまでの 時間が短いほど
こっちの勝ちだと 思ってる

Bridge

メイクを少し変えた日は 何も言わずに送る
気づくかな 気づくに決まってる
なんでわかるのと言いたくて 送ってる
わかってほしくて 送ってる

Chorus

届いた
画面を開いた瞬間の
あなたの顔が 見えるような気がする
可愛いと打ってくるまでの 時間が短いほど
こっちの勝ちだと 思ってる

Outro

また撮ろう 明日も あさっても
届けよう

music style
BPM108, Key E major, bright city pop, light and glossy, female vocal feeling, clean electric guitar, soft synth pads, warm bass, tight drums, uplifting, romantic, playful mood, Japanese city pop, modern but nostalgic

I トップノートTRACK 03

魚って眠るの?

Verse 1

暗い空間に ブルーの光が揺れている
大きな水槽の前で 珍しく黙っていた
ねぇ魚って眠るのと 聞いてくる
眠ると答えた 泳ぎながらと答えた

Pre-Chorus

じゃあ夢みながら 泳いでるのと来る
答えようとしたら もう次の水槽に向かっていた

Chorus

答えを聞きたかった わけではないらしい
ただ思ったことを 声にしただけ
そういう人だ
考えるより先に 言葉が 出てくる人だ

Verse 2

クラゲのコーナーで 足が止まった
光に照らされて ぼうっと見ている
何も考えていない顔
考えていないのに 綺麗だと思っている 顔をしている

Pre-Chorus

クラゲって心臓ないんだって 知ってたと聞いてくる
今知ったと答えた
うんと言って続けて見ていた

Chorus

答えを聞きたかった わけではないらしい
ただ思ったことを 声にしただけ
そういう人だ
考えるより先に 言葉が 出てくる人だ

Bridge

出口にガチャガチャが 並んでいた
聞く前に 小銭を探していた
カプセルを開けると タコだった
あげると言ってきた
なんでと聞いた なんとなくと言った
それだけだった
理由のないものを もらった

Outro

捨てられなかった
なんとなくもらったものが
なんとなく ずっとある

music style
BPM: 88
Key: A major
Style: Acoustic Lo-fi / Japanese indie acoustic
Mood: quiet, dreamy, blue light atmosphere
Instruments: acoustic guitar, soft electric piano, lo-fi drums, warm bass, subtle ambient pads
Vocal: male vocal, intimate and calm

I トップノートTRACK 04

遠回りして帰った

Verse 1

助手席のシートを 一番前に引いた
前が見えないだろうと 思ったが言わなかった
どこ行くのと聞いてくる 決めていないと答えた
じゃあ海と言った それで決まった

Pre-Chorus

コンビニに寄ると アイスを二本買ってきた
一本こちらに向けて はい、あーんと来る

Chorus

自分で食べれると言うと
よかったと言って 自分のアイスを 食べ始めた
そういう人だ
用が済んだら 次に行く それだけの人だ

Verse 2

どのくらい好きと 聞いてくる
即答した 思ったことをそのまま言った
少し間があった
それ他の女にも 言ってたでしょと来る
思ったから言っただけだと返した

Pre-Chorus

嘘だよと言う 嘘つく人嫌いよと言う
窓の外を向いた
拗ねているのか考えているのかわからない

Chorus

海についたら 気づいたら隣にいた
嫉妬は もう終わったらしい
寒いと言う 来たかったんじゃないのと返す
来たかったけど寒い いい加減にしやーよと言う

Bridge

誰に言ったのかわからなかった
海に言ったのかもしれない 風に言ったのかもしれない
どっちでもよかった
帰りの車で すぐに眠った
ジャケットをかけてやった
高速に乗る前には完全に眠っていた

Chorus

起こすのが もったいなかった
遠回りして 帰った
眠ったままの横顔を 一瞬だけ見た
さっき嫉妬していた人と 同じ顔とは思えなかった

Outro

また海に行こう また眠ってくれ
また遠回りして 帰ろう

music style
BPM: 98
Key: D major
Style: Japanese City Pop
Mood: breezy, nostalgic, warm
Instruments: electric piano, clean electric guitar, soft bass, light disco drums
Atmosphere: night drive, wind outside the window
Vocal: male vocal, relaxed and intimate

II ハートノートTRACK 05

チェックアウトは11時

Verse 1

観光しようと言ってた
前の日の夜は
せっかく来たんだからって
確かに言ってた
行きたいところなら全部
ブックマークして
星をつけてた場所だって
いくつもあってさ

Pre-Chorus

気づいたら朝になってた
星のついた場所
画面の中で光ってる

Chorus

チェックアウトは 十一時だった
時計を見たら 十時四十分
なぜこうなったか わかってる
二人とも全部 わかってる

Verse 2

急いで荷物をまとめる
昨日のシャツどこ
あなたのとこっちの荷物
なぜか混ざってる

Pre-Chorus 2

「忘れ物はないよね」って
充電器はどこ
確認したはずなのにな

Chorus 2

チェックアウトは 十一時だった
時計を見たら 十時五十分
なぜこうなったか わかってる
二人とも全部 わかってる

Bridge

フロントまで走りながら
二人笑ってる
何がそんなにおかしいの
わかんないけどさ
「観光できてないね」って
「まあいっか」だって
そう言えてしまうあなたが
いちばん好きだよ

Outro

次の旅行の行き先も
また星つけよう
たぶん画面の中だけど
それもまあいっか

music style
Japanese male vocal, sung in Japanese only, Bright bouncy Japanese indie pop, warm and playful, a sheepish grin set to music, morning rush that nobody regrets, Vocal: male, close mic, warm conversational singing, a smile leaking through every line, slightly breathless in the bridge, never smug, Guitar: jangly clean strums, light bounce, bright chords on chorus, Bass: round bouncy bass, melodic, cheerful drive, Drums: light tight kit, crisp bounce, small builds each chorus, handclaps in the bridge, Texture: hotel morning light, suitcase zippers, phone screen glow, Bridge: brightest point, laughing while running, claps and loose energy, Outro: settles soft and warm, relaxed, thins with a smile, Not a love ballad — a happy alibi, do not loop, do not repeat
BPM 118, Key C major

II ハートノートTRACK 06

仰向けになって

Verse 1

次は絶対わたしがやると 宣言してくる
毎回 宣言してくる
今日こそはと いう顔をしてる
その顔を見て こっちはもう知っている

Pre-Chorus

仰向けになってと言う わかったと答えた
手を動かすの禁止と言う わかったと答えた

Chorus

しばらくは 言うことを聞いた
ほんの少しだけ 何かをした
今何かした 卑怯だよと言う
卑怯じゃないと言いたかったが 卑怯だったかもしれない

Verse 2

立場が変わるのに 一瞬もかからなかった
計画は いつも崩れる
リードするはずが なぜかリードされてる
どこで間違えたか わかってるくせに

Pre-Chorus

また今回もと 思ってるはずだ
思いながら やめられないはずだ

Chorus

しばらくは 言うことを聞いた
ほんの少しだけ 何かをした
今何かした 卑怯だよと言う
卑怯じゃないと言いたかったが 卑怯だったかもしれない

Bridge

しばらく経って 静かになる
ヘロヘロという言葉が ぴったりの顔をしてる
嘘つきと言ってくる 悪い人と言ってくる
声に全然 力がない
その声が 好きだった
力のない嘘つきが 一番好きだった

Outro

次は絶対わたしがやると また言ってくる
わかったと また答えた

music style
BPM: 108
Key: A major
Style: Japanese City Pop
Mood: playful, sweet, comedic
Instruments: electric piano, clean electric guitar, synth bass, light disco drums
Vocal: male vocal, relaxed and slightly amused

II ハートノートTRACK 07

日付を言った

Verse 1

新幹線まで 一時間あった
カフェに入った
ホワイトホットチョコレートを頼んだ
帰りたくないと言う また来ればいいと答えた
いつと来る 決めていなかった

Pre-Chorus

決めていない人は来ないと言う 来ると返した
本当に?と来る 本当にと返した

Chorus

信じていない目をしていた
ホワイトホットチョコレートを 両手で持って
少しずつ飲んでいた
ゆっくり飲めば 時間が遅くなると思ってると聞くと
思ってると言った
本当に思っていたらしい

Verse 2

新幹線の時間が来た 改札まで歩いた
隣に来た いつもより腕の力が強かった
行きたくないと言う また来ると返した
いつと来た 今度は日付を言った

Pre-Chorus

少し目が大きくなった
本当に?と来た 本当にと返した
それだけだった

Chorus

改札を通った 振り返った
手を振っていた 見えなくなるまで振っていた
こちらも 見えなくなるまで見ていた
ホームに降りてから まだ見ていた

Bridge

日付を言える人間でいたい
躊躇しないでいたい
いつと聞かれたら 答えられる人間でいたい
それだけで 十分だと思っていた
それだけが 本当だと思っていた

Outro

その日付に また会った
また帰りたくないと言った
また日付を言った

music style
BPM: 84
Key: E major
Style: Acoustic Pop / Japanese acoustic ballad
Mood: quiet, warm, slightly bittersweet but hopeful
Instruments: acoustic guitar, soft piano, light bass, brushed drums
Vocal: male vocal, gentle and intimate

II ハートノートTRACK 08

今度行こう

Verse 1

今度ふたりで行こうって
前に話してたあのカフェ
駅出たとこ右に曲がって
住宅街にポツンとあって
駐車場狭いんだよねって言ってた

実は裏メニューがあると
店員さんが教えてくれたと
自慢げに教えてくれた
じゃあ一緒に頼もう

Pre-Chorus

うん、わかってる
ちゃんとする

Chorus

行こう 行こう
一緒に食べよう
いつものみたいに
しょうもない話しよう

行こう 行こう
帰り道は遠回り
少し長く一緒にいれるね
君が言うから

Verse 2

服は何がいいかな
君は白が好きだった
髪は少し整えて
遅れないように出る

予約の電話はしておく
混むからって言ってたし
一応地図見とかなきゃ
迷わないようにする

Pre-Chorus

うん、わかってる
ちゃんとする

Chorus

行こう 行こう
一緒に食べよう
ちゃんと食べてる?

行こう 行こう
帰り道は遠回り
ちゃんと寝れてる?

Bridge

レジで袋いりますかって聞かれて
いつも一瞬 考えてた
結局いらないって言うのに
毎回 迷ってた

Final Chorus

行こう 行こう
一緒に食べよう
いつものみたいに
しょうもない話しよう

行こう 行こう
帰り道は遠回り
少し長く一緒にいれるね
君が言うから

Outro

ちゃんと食べてる?
彼女は言った

music style
Japanese indie pop, Sung in Japanese, Bright, warm, a perfect cafe date, Sunny afternoon with someone you love, Nothing sad, Nothing dark, The song does not know what the lyrics know, Acoustic guitar: leading, clean, bouncy, Light strumming, happy, The sound of walking together, Bass: warm, round, simple, Following the guitar with a smile, Piano: light touches on chorus, Cheerful, Drums: simple, brushes or light sticks, Easy tempo, Sunday afternoon, Strolling, Vocal: male, close mic, smiling, Talking to someone next to him, Warm, relaxed, Not performing — just happy, Production: clean but not polished, Small room warmth, Like a voice memo from a good day, Structure: bright chorus, Final chorus same energy, Outro does NOT slow down, Does NOT get sad, Music stays bright until the very last note, A song about going to a cafe, That is all it sounds like

III ラストノートTRACK 09

光の中で

Verse 1

名前を呼んだら 空気が変わった

それだけのことで 部屋が 別の場所になる

笑ってた顔が 少しずつ溶けていく

そこから先は もう 言葉じゃない

Pre-Chorus

理性というものが どこかに落ちていった

拾いにいかなかった 二人とも

Chorus

身を仰け反らせて 光の中で震えてる

この世界に これより美しいものは ない

声が止まらない 時間が溶けていく

神様がいるとしたら こういうことを 言うんだと思った

Verse 2

汗と体温と 息が混ざっていく

どこまでが自分か わからなくなる 夜

求めることが こんなに切実だったか

抱いてくれないと 落ち着けない と言った

Pre-Chorus

刹那じゃなかった

ずっと続いていた

終わらなくていいと 思っていた

Chorus

身を仰け反らせて 光の中で震えてる

この世界に これより美しいものは ない

声が止まらない 時間が溶けていく

神様がいるとしたら こういうことを 言うんだと思った

Bridge

名前をつけてはいけない そう思った

名前をつけた瞬間に 何かが壊れる 気がした

だから黙っていた ただ見ていた

この光が 永遠だと 信じながら

Outro

この世で 最も美しいものが

もうどこにもない

それだけのことが なぜ こんなに重いんだろう

music style
sexy rb slow jam

male vocal smooth and intimate

tempo around 8090 bpm

style inspired by early 2000s rb like R&B, Pop, Hip Hop, Soul and usher

atmosphere
late night bedroom
sensual tension
two people close together
intimate and seductive

instruments
deep rb bass
soft electric piano
slow groove drums
finger snaps
smooth synth pads

mood
sensual
sexy
intimate
confident but emotional

III ラストノートTRACK 10

撮ってたよ

Verse 1

化粧品を選んでる間 少し離れて待ってた
特に何もしてなかった ぼーっとしてただけ
気づいたら レンズが向いていた
クスクス笑いながら 近づいてくる

Pre-Chorus

ぼーっとしてるところ 撮っちゃったと言う
いつも見てるのは こっちのはずだったのに

Chorus

見られていた 知らないところで
無防備な顔を 好きだと言われていた
見送るたびに 見えなくなるまで見てた
あなたはたぶん 気づいていなかった

Verse 2

新しい服を着ると 写真が届く
指輪を買った日も 腕の写真が届く
こっちが好きだから あなたを見ていた
あなたもこっちを 見ていたんだ

Bridge

階段を登って 後ろを向いたらいなかった
ひどいと言ってきた
いたよ ずっと
見えなくなるまで そこにいたよ

Outro

最後の夜も いつも通りだった
おやすみと言った それだけだった
見送れなかった 気づかなかった
撮っておけばよかった
あなたが笑ってるところを

music style
Soft Japanese acoustic pop song, Tempo: 86 BPM
Key: E major, Male vocal, intimate and emotional, Arrangement:
fingerstyle acoustic guitar, light piano, subtle bass, very soft brushed drums or minimal percussion, Atmosphere:
quiet night, reflective mood, memories of someone you loved, gentle and nostalgic, Mood:
tender, melancholic, intimate, warm but slightly heartbreaking, Natural vocal delivery, conversational singing style

III ラストノートTRACK 11

まばらな灯り

Verse 1

夜中の電話 どっちも切れないまま
朝がきて あくびひとつ
おやすみ 画面越しの三行が
あの頃の ぜんぶだった

Chorus

まばらな灯りでよかった
完璧じゃない夜でよかった
あの時 君が笑ったこと
それだけを まだ抱いたまま

Verse 2

「好きならわかるでしょ?」って
わからない前提で 試すくせに
目元でしょ コンタクトも
黙ったあとの「……なんで?」が可笑しかった
「明日なに着てく?」が合図だった
色と素材 少しだけ寄せて
一度だけ揃えすぎた
黒いシャツ 突っ込まれて
ふたりで笑った

Verse 3

右手の薬指 華奢なリング
俺が選ぶはずのないものを
君と選んだ シルバーとゴールド
細いブレスレット あのとき隣にいた空気が
いちばん明るかった

Bridge

おかしな夜だった 赤いあかり
長い質問 終わらない
早く見せたくて 俺だけ焦ってた
「怒らないでよ」と
君は笑う カーテン開けたら
街はもう 半分眠ってた
落ち込む俺を 少し見つめて
「でも嬉しかったよ ありがとう」

Final Chorus

まばらな灯りでよかった
完璧じゃない夜でよかった
今はもう遠いけど
あの温度でまだ歩いてる

music style
Emotional Japanese alternative rock ballad inspired by syrup16g, Slow tempo, intimate male vocal, soft guitar and minimal drums, Warm but melancholic atmosphere, quiet verses and emotional chorus, Indie rock, sentimental, nostalgic, healing love song, Avoid pop style, keep raw and simple, emotional, indie rock, Japanese ballad, minimal, melancholic, warm, slow tempo

III ラストノートTRACK 12

オルフェオン

Verse 1

灯り落とした クラブの隅で
シダーの床が かすかに軋む
バニラのような 甘い温もりに
くゆる煙が 輪を描いてる
ジャスミンが夜を ほどくように
古いピアノの 音を包んだ
磨き上げられた 木のカウンター
グラスの氷が 拍を刻む

Pre-Chorus

手首にひと吹き 目を閉じれば
グラスの触れ合う 音が聞こえる

Chorus

オルフェオン 夜が回りだす
ジュニパーの粒が 弾け飛ぶたびに
煙の向こうで 君が笑い
振り向かないよ このままでいい
香りの中なら 隣を歩けるから
オルフェオン 曲を終わらせないで

Verse 2

「同じ香りを 見つけたの」って
君は小瓶を 光にかざす
「会えない夜も そばにいるみたい」
チークの粉を 頬に残して
いたずらみたいに 笑った声
今も木目に 染み込んだまま
棚に残された 小さなボトル
あの日のままで 眠り続ける

Pre-Chorus 2

袖にもひと吹き 目を開けても
この街のどこにも 足音は無く

Chorus 2

オルフェオン 夜が回ってく
誰も座らない 席をそのままに
この香りだけ 嘘をつかない
振り向かない 確かめもしない
確かめた瞬間 消えてしまうから
オルフェオン まだ針を上げないで

Bridge

竪琴を抱いて 歌ったあの人も
振り返れば失うと 知っていたのに
足音を確かめずに いられなかった
僕は賢くなんて なれないけれど
せめて目を閉じて 深く息を吸う
ほら まだ隣の席に 君の気配

Final Chorus

オルフェオン 夜よ回れ
ジュニパーが弾けて 火花になる
シダーの深みに 君を匿って
振り向かないまま 歩いていくよ
背中のほうで 君が香るなら
オルフェオン 最後の一音まで
オルフェオン 鳴り止まないで

Outro

灯りが落ちて 煙が晴れて
手首にひと吹き
今夜も 君と

music style
Japanese male vocal, sung in Japanese only. Sophisticated Japanese groove rock trio like PETROLZ, tight and effortless, smoky club warmth, jazzy soul-tinged chords, analog and unhurried.
Vocal: male, smooth mellow and cool, close mic, relaxed phrasing behind the beat, soft falsetto touches, never straining.
Guitar: tight funky clean cutting, jazzy seventh chords, muted scratches, precise and loose at once.
Bass: round melodic bass, singing, deep in the pocket, prominent.
Drums: tight dry kit, ghost notes, crisp hats, laid-back groove.
Piano: old upright, sparse smoky chords, far back.
Bridge: softens, half-spoken, groove barely breathing. Final chorus: groove deepens, not louder — wider. Outro: thins to almost nothing, one quiet line, warm.
do not loop, do not repeat
BPM 94, Key D major

十二曲、まだ鳴っている

針は、上げないでおく。