lowlights

MELO-SUGI CHUIHOU ─ SIDE A

メロす注意報

〜好きすぎ、好きすぎ、好きすぎてもう無理(語彙力)〜

とりあえず、下へ

ここにあるのは、一曲です。歌詞はひとつ。音が、五つ。

下のチップで音を選ぶと、ページごと変わります。同じ「好きすぎてもう無理」が、選んだ音の温度で別の顔になります。おすすめの手順——まずAのまま下まで。次にBに切り替えて、同じ場所をもう一度読んでみてください。

言葉の意味は、けっこうな部分、乗っている音が決めています。というのが、この頁の実験です。

令和・原典

Intro

通知ひとつで 心拍数バグる
え、まって、既読つかないんだけど?
ストーリーは見たくせに リプは無
それはちょっと it's not okなんよ

Verse 1

彼女ヅラする気は 別にないけど
あの「おつかれ〜」のテンション 優勝
誰にでも優しいの 知ってる、知ってるけど
わたしにだけバフ盛ってくる(気がする)

蛙化? しないが? むしろ蛇化なんよ
音痴なとこすら なんかもう てえてえ
語彙力が死ぬ しんど たすけて
これ完全に 沼の住人界隈

Pre-Chorus

「いま何してる?」を 打って消して
打って消して また打って 送れんが
未読の夜が 無限に伸びてく
この距離感 まじでなんなん

Chorus

メロすぎ注意報 君方面に発令中
目が合っただけで HP全部もってかれた
好きぴ未満 気にぴ以上
名前つけたら 負け確なんよ

好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう無理
なんでもない顔で 優しくすなって
ワンチャンある? ない? どっちなん
片想い界隈 今日も限界

好きすぎ 好きすぎ
好きすぎてもう無理(語彙力)
言えんくせに 心臓ギュンなる
知らんけど 好き

Verse 2

「またね」の声 脳内で永遠リピート
解像度たっか マジで供給ありがとう
友だちには「やめときな」って 言われた
それな でも理性とっくに置いてきた

匂わせ? してない 鍵垢で叫ぶだけ
盛れてる自撮り 君に見てほしくて上げる
足跡ついて 優勝 また期待する
わたし、ちょろの女王か? 知らんけど

Pre-Chorus 2

タイミング合えば 隣歩ける
それだけで一日 勝ち確まである
なのに帰り道 ひとりになると
急にメンブレ 情緒が成仏

Chorus 2

メロすぎ注意報 まだ解除不可なんよ
君の一言で 平気で世界線ねじ曲がる
リアコじゃない たぶん違う(保留)
でも他の子と笑うのは 無理 of 無理

好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう無理
その「大丈夫?」が いちばん大丈夫じゃない
ワンチャンとか もう聞くだけ無駄なん?
答え出ぬまま とっくに朝なんだが

好きすぎ 好きすぎ
好きすぎてもう無理(語彙力)
推し活より尊いとか 言ったら終わり?
もう終わってる とっくに詰み

Bridge

ねえ 「好き」って言ったら
この空気 成仏しちゃうかな
今のままなら 近くにいれる
でも今のままじゃ しんどいが?

「友だち」って 便利な構文で
隠してるだけの ガチ恋未満
でも君からしたら たぶんわたしは
ただの通知の ひとつなんでしょ(知ってる)

ねえ それでも
君の横顔 マジで概念
気持ち読めんとこ含めて 好きなんよ
そこまでセットで 好き(確定)

Break

やば だる でも好き
無理 しんど でも好き
笑ってる 泣いてる 白目
これもうほぼ詰み でも抜ける気もない

好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう無理
好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう無理
理性? 知らない子ですね
ワンチャンとか もう数えるのやめた

Final Chorus

メロすぎ注意報 君方面に警報継続中
言えないまま 季節だけ早送りされてく
好きぴ未満 気にぴ以上
でもほんとはもう 好きって言いたいが

好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう無理
優しさ全部 わたし向けに設定して
ワンチャンなくても 今日だけは
君の名前で 胸バグる

好きすぎ 好きすぎ
好きすぎてもう無理(語彙力)
告白とかピキる 無理 でも
君が笑った それだけで 今日も生きる

Outro

通知ひとつで 心拍数バグる
既読つくだけで 息止まる
片想い界隈 抜け出せない

好きすぎ 好きすぎ
好きすぎてもう無理(語彙力)

メロすぎ注意報
まだ、鳴ってる。知らんけど。

編注 ── この肌について

これが表の顔です。歌詞の温度と音の温度が一致している、唯一の肌。「好きすぎてもう無理」を、本当に無理な熱量で歌う。最後には転調までする。全力です。

劇場型のアイドルポップは、感情を隠すという選択肢を最初から持っていません。だからこの肌で聴くと、この曲は「かわいい沼ソング」として完成して聞こえます。それでいいし、それが正解のひとつです。

ただ——Bに切り替えてから、もう一度ここへ戻ってきてください。同じ全力が、少しだけ痛々しく聞こえるようになっていたら、それはあなたの耳が、二枚目の読みを覚えたということです。

音が冷えました。歌詞は一字も変わっていません。

囁きで「好きすぎてもう無理」と言われると、それは叫びではなく、報告に聞こえます。感情の温度と声の温度が一致しない——この不一致は、堪えている人の声の作りです。熱いことを冷たく言う人は、冷えているのではありません。冷やさないと、言えないだけ。

この肌でいちばん変質するのは「知らんけど」です。Aでは照れ隠しの合いの手だったものが、ここでは強がりに聞こえる。同じ三文字です。変わったのはBPMと声量だけ。

「打って消して 打って消して また打って」。この曲の中心には、もともとループが埋まっています。この肌は、それを構造ごと音にしたものです。

コーラスの解決が来ない。同じ音型が続く。少しずつ、ずれる。片想いは物語ではなく反復です——進展のない日々の、わずかに位相のずれた繰り返し。「気持ちよく終わらせてくれない」実験ポップの構造は、この歌詞の実態に、いちばん忠実かもしれません。

気持ちいいかどうかは、保証しません。

「言えないまま 季節だけ早送りされてく」。この肌は、その一行をビートにしたものです。

速い2ステップに乗ると、現在進行形の片想いが、なぜか全部、すでに思い出のように聞こえます。過ぎてから気づく種類の切なさを、過ぎる前に先取りして鳴らしている。ローファイの肌理は、記憶の画質です。

この肌で聴いたあと、Outroの「まだ、鳴ってる。」の「まだ」が少し過去形に寄って聞こえたら、成功です。

片想い界隈、今日も限界——なら、限界のまま踊ればいい。というのが、この肌です。

歪んだシンセと圧の強い四つ打ちの上では、「しんど」も「詰み」も「白目」も、全部シャウトできる語彙になります。つらさを解決しないまま、多幸感に変換する。クラブの照明の下では、泣き顔と笑い顔の区別がつかない——それはこの曲のBreakでずっと起きていたことでもあります。笑ってる 泣いてる 白目。

いちばんうるさくて、いちばん正直な肌かもしれません。

平成 およそ二十年下

メロすぎ注意報(平成・ケータイ期)

〜好きすぎ、好きすぎ、好きすぎてもう死ぬ(チョベリグ)〜

Intro

着メロ鳴って マジ心臓やばい
てか折り返し 来ないんですけど?
mixiの足あと ついてたじゃん
なのにメールは 無し ありえなくない?

Verse 1

彼女ヅラする気は 別にないけど
あの「おつー」の テンション神
誰にでも優しいの 知ってる、知ってるけどさ
あたしにだけ ちょっと特別じゃね?(気のせい?)

冷めるどころか 逆に超ハマってる
音痴なとこも なんかもう萌え〜
語彙とかもう無理 ヤバい 助けて
これ完全に 底なし沼ガール

Pre-Chorus

「いま何してる?」を 打って消して
打って消して また打って 送れない
空メールすら 送れないまま夜
この距離感 マジなんなの

Chorus

メロすぎ注意報 あんた方面に発令中
目が合っただけで もう撃沈なんですけど
恋人未満 友達以上
名前つけたら 負けじゃね?

好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう死ぬ
なんでもない顔で 優しくすんなって
脈ありっぽい? ない? どっちなの
片想いガール 今日も限界

好きすぎ 好きすぎ
好きすぎてもう死ぬ(チョベリグ)
言えないくせに 胸キュンしすぎ
ビミョー でも好き みたいな

Verse 2

「またね」の声 脳内で無限リピート
鮮明すぎ マジごちそうさまでした
友だちには「やめときなって」言われた
それな でも理性とか とっくに置いてきた

匂わせ? してない プロフの裏で叫ぶだけ
盛れたプリクラ あんたに見せたくて貼る
留守電に声 残っててまた 勝手に期待
あたし、安い女すぎ? まあいっか

Pre-Chorus 2

タイミング合えば 隣歩ける
それだけで一日 勝ち組まである
なのに帰り道 ひとりになると
急に鬱 情緒 成仏

Chorus 2

メロすぎ注意報 まだ解除ムリなんですけど
あんたの一言で 平気で運命変わる
ガチ恋じゃない たぶん違う(保留)
でも他の子と笑うの 超ムリ

好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう死ぬ
その「大丈夫?」が いちばん大丈夫じゃない
脈とか もう数えても無駄なんですけど
答え出ないまま もう朝なんですけど

好きすぎ 好きすぎ
好きすぎてもう死ぬ(チョベリグ)
ハロプロより尊いとか 言ったら終わり?
もう終わってる とっくに詰んでる

Bridge

ねえ 「好き」って言ったら
この空気 ぶっ壊れちゃうかな
今のままなら 近くにいれる
でも今のままじゃ しんどくない?

「友だち」って 便利な言葉で
隠してるだけの マジ恋未満
でもあんたからしたら たぶんあたしは
ただのアド帳の ひとりなんでしょ(知ってる)

ねえ それでも
あんたの横顔 マジでアート
気持ち読めないとこ含めて 好きなの
そこまでセットで 好き(確定)

Break

やば だる でも好き
ムリ しんど でも好き
笑ってる 泣いてる 白目 (>_<)
これもうほぼ詰み でも抜ける気もない

好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう死ぬ
好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう死ぬ
理性? 知らない子なんですけど
脈とか もう数えるのやめた

Final Chorus

メロすぎ注意報 あんた方面に警報まだ鳴ってる
言えないまま 季節だけ早送り
恋人未満 友達以上
でもほんとはもう 好きって言いたいんですけど

好きすぎ 好きすぎ 好きすぎてもう死ぬ
優しさ全部 あたし用に設定して
脈なくても 今日だけは
あんたの名前で 胸やばい

好きすぎ 好きすぎ
好きすぎてもう死ぬ(チョベリグ)
告白とかキレそう ムリ でも
あんたが笑った それだけで 今日も生きる

Outro

着メロ鳴って マジ心臓やばい
折り返し来るだけで 息止まる
片想いガール 抜け出せない

好きすぎ 好きすぎ
好きすぎてもう死ぬ(チョベリグ)

メロすぎ注意報
まだ、鳴ってる。みたいな。

発掘記録 ── この層について

二十年ほど下がりました。語彙の表面が入れ替わっています。通知は着メロに、ストーリーはmixiの足あとに、自撮りはプリクラに、鍵垢はプロフの裏に。道具が変わると、恋の置き場所が変わる。

それでも骨格は同じです。「打って消して」は健在。「名前つけたら負けじゃね?」も健在。「彼女ヅラする気は別にないけど」という言い訳から始まるところまで、同じ。

締めの逃げ口上だけが変わりました。令和の「知らんけど。」は、平成では「みたいな。」——断定を避ける身振りは同じで、避け方の作法だけが、時代の指紋です。

この層の音は五方向。どれも2000年代の音を、令和の音圧で鳴らし直しています。懐かしさそのものではなく、懐かしさの現在形。

昭和後期 およそ四十年下

メロすぎ注意報(昭和・後期/バブル期)

〜好きで、好きで、好きでたまんないの!〜

Intro

電話のベルで 心臓フィーバー
ていうか折り返し くれないわけ?
ゆうべ長電話 してたじゃない
なのに今日は 音沙汰なし ヒドくない?

Verse 1

彼女ヅラする気は 別にないけど
あの「おっす」の ノリ、もう最高
誰にでも優しいの 知ってる、知ってるけどさ
あたしにだけ ちょっとステキじゃない?(気のせい?)

冷めるどころか 逆にもう夢中
音痴なとこも なんだかキュン
言葉が出ない ヤダ どうしよう
これって完全に 恋の深みにハマってる

Pre-Chorus

「いま何してるの?」を 書いて消して
書いて消して また書いて かけられない
ダイヤル回しかけて 切っちゃう夜
この距離感 もう、なんなのよ

Chorus

メロすぎ注意報 あなたのせいで発令中
目が合っただけで もうクラクラしちゃう
恋人未満 お友達以上
名前つけたら 負けじゃない?

好きで 好きで 好きでたまんない
なんでもない顔で 優しくしないでよ
脈ありなの? ないの? どっちなの
片想いガール 今日も限界

好きで 好きで
好きでたまんない(ナウい)
言えないくせに 胸がキュンって
ビミョー でも好き なんてね

Verse 2

「またね」の声 お部屋で何度もリピート
ステキすぎ もう、ごちそうさま
お友だちには「やめときなさいよ」って言われた
そうよね でも理性なんて とっくにどっか

匂わせ? してない 日記の中で叫ぶだけ
イカした写真 あなたに見せたくて撮る
留守電に声 残っててまた 勝手にドキドキ
あたしって 安い女? まっ、いっか

Pre-Chorus 2

タイミング合えば 並んで歩ける
それだけで一日 ツイてるって思える
なのに帰り道 ひとりになると
急に切なくて 胸が苦しい

Chorus 2

メロすぎ注意報 まだ解除できないの
あなたの一言で 平気で世界が変わる
本気じゃない たぶん違う(保留)
でも他の子と笑うの もうムリ

好きで 好きで 好きでたまんない
その「大丈夫?」が いちばん大丈夫じゃない
脈なんて もう占う気も失せて
答え出ないまま もう朝なんだけど

好きで 好きで
好きでたまんない(ナウい)
アイドルより素敵だなんて 言ったら終わり?
もう終わってる とっくにメロメロ

Bridge

ねえ 「好き」って言ったら
この空気 壊れちゃうのかな
今のままなら 近くにいられる
でも今のままじゃ 切なすぎない?

「お友だち」って 便利な言葉で
隠してるだけの 本気未満
でもあなたからしたら たぶんあたしは
ただの電話帳の ひとりなんでしょ(知ってる)

ねえ それでも
あなたの横顔 ほんとにステキ
気持ち読めないとこ含めて 好きなの
そこまでまるごと 好き(決まり)

Break

ヤダ もう でも好き
ムリ つらい でも好き
笑ってる 泣いてる 目が点
これってほぼダメ でも抜け出せない

好きで 好きで 好きでたまんない
好きで 好きで 好きでたまんない
理性? どこかに置いてきたみたい
脈なんて もう数えるのやめた

Final Chorus

メロすぎ注意報 あなた方面に警報まだ鳴ってる
言えないまま 季節だけ過ぎてく
恋人未満 お友だち以上
でもほんとはもう 好きって言いたいの

好きで 好きで 好きでたまんない
優しさ全部 あたしだけにちょうだい
脈なくても 今日だけは
あなたの名前で 胸が高鳴る

好きで 好きで
好きでたまんない(ナウい)
告白なんてドキドキしちゃう ムリ でも
あなたが笑った それだけで 今日も生きる

Outro

電話のベルで 心臓フィーバー
折り返し来るだけで 息が止まる
片想いガール 抜け出せない

好きで 好きで
好きでたまんない(ナウい)

メロすぎ注意報
まだ、鳴ってる。なんてね。

発掘記録 ── この層について

バブルの層です。ケータイが消え、家の電話と留守番電話になりました。長電話、ダイヤル、プリクラは「イカした写真」に。「あんた」という二人称の、あの距離感。

言葉の照れは、まだ残っています——「なんてね。」。ただし自己ツッコミの毒は薄まって、逃げ口上は可愛げの側に寄ります。ハロプロの位置に、この層では「アイドル」が入ります。推す、という動詞は、まだ生まれていません。

音は四方向。きらめき(バブル歌謡の全力)、夜景(シティポップを令和の重い低音で・少し不穏に)、湿度(歌と言葉とバンドの近さを残す)、電脳(テクノ歌謡——昭和の未来感が一周して、今のディストピアに聞こえる方向)。同じ頁が、昼の特集と夜の特集で別の雑誌に見えるはずです。

昭和中期 およそ六十年下

メロすぎ注意報(昭和・中期/純情歌謡期)

〜好きで、好きで、どうしましょうなの!〜

Intro

ベルが鳴るたび 胸が高鳴るの
ねえ、わたくしへの お電話かしら
ゆうべはあんなに お話ししたのに
今日はお便りも なくて つれないお方

Verse 1

彼女のフリをする気は ございませんけど
あの「やあ」のひと言 胸に響くの
どなたにもお優しいの 存じておりますけど
わたくしにだけ 特別な気がして(自惚れかしら)

冷めるどころか ますます慕わしくて
音をはずすところさえ 愛おしいの
言葉も出ません どうしましょう
これはもう 恋の淵に はまったみたい

Pre-Chorus

「いま何をなさってるの?」と 書いては消して
書いては消して また書いて 出せやしない
受話器を取りかけて 置いてしまう夜
このもどかしさ なんなのかしら

Chorus

メロすぎ注意報 あなた様ゆえに発令中
お目が合うだけで くらくらしてしまう
恋人未満 お友達以上
お名前つけたら 負けですもの

好きで 好きで どうしましょう
何気ないお顔で お優しくしないで
脈はあるの? ないの? どちらかしら
片想いの乙女 今日も限界ですわ

好きで 好きで
どうしましょう(ですもの)
言えないくせに おむねがきゅんと
困りますわ でも好き ですもの

Verse 2

「ごきげんよう」のお声 お部屋で何度も繰り返すの
うっとりして もったいないくらい
お友だちには「およしなさいな」と言われたわ
そうね でも分別なんて とうに失くしたの

匂わせ? いたしません 日記にそっと書くだけ
写真館で撮った一枚 あなた様に見ていただきたくて
ことづけのお声が 残っていてまた ときめいてしまう
わたくし はしたない女? いいえ、いいの

Pre-Chorus 2

折よくお会いできたら 並んで歩ける
それだけで一日 幸せですもの
なのに帰り道 ひとりになると
急に切なくて 涙ぐむの

Chorus 2

メロすぎ注意報 まだ解けませんの
あなた様のひと言で 世界が変わってしまう
本気じゃない たぶん違う(でも)
いいえ、他の方と笑うのは 耐えられない

好きで 好きで どうしましょう
その「お元気?」が いちばん元気でないの
脈を数えるのも もう詮ないこと
答えの出ぬまま 朝になってしまう

好きで 好きで
どうしましょう(ですもの)
銀幕のスターより素敵だなんて 申したら終わり?
もう終わってますの とうに夢中で

Bridge

ねえ 「好き」と申したら
この間柄 壊れてしまうのかしら
今のままなら お側にいられる
でも今のままでは 切なすぎますわ

「お友だち」という 都合のよい言葉で
隠しているだけの 本気未満
でもあなた様からは たぶんわたくしは
ただの文通相手の ひとりなのでしょ(存じてます)

ねえ それでも
あなた様の横顔 ほんとうに素敵
お心が読めぬところまで 好きなんですもの
何もかもまるごと 好き(決めましたの)

Break

困るわ つらいわ でも好き
無理だわ 苦しいわ でも好き
笑って 泣いて めまいがして
もうほとんど駄目 でも離れられない

好きで 好きで どうしましょう
好きで 好きで どうしましょう
分別? どこかへ置いてまいりました
脈を数えるのも もう、やめましたの

Final Chorus

メロすぎ注意報 あなた様方面に 警報まだ鳴っております
言えないまま 季節だけ巡って
恋人未満 お友達以上
でもほんとうはもう 好きと申したいの

好きで 好きで どうしましょう
お優しさ全部 わたくしだけにくださいまし
脈がなくても 今日だけは
あなた様のお名前で 胸が灯るの

好きで 好きで
どうしましょう(ですもの)
告白なんて 恐ろしくて無理 でも
あなたが笑った それだけで 今日も生きてゆける

Outro

ベルが鳴るたび 胸が高鳴る
お便りが来るだけで 息がとまる
片想いの乙女 抜け出せませんの

好きで 好きで
どうしましょう(ですもの)

メロすぎ注意報
まだ、鳴っておりますの。

発掘記録 ── この層について

歌本の層です。「あたし」が「わたくし」に近づき、敬体が混ざり始めます。お電話、お便り、写真館。決定的なのは、感情の座標が身体の外から胸へ戻っていくこと——HPでも情緒でもなく、「胸が高鳴る」。

逃げ口上は「なんてね」からさらに柔らかく、恥じらいの敬語に溶けます。それでも——「お名前つけたら負けですもの」。名づけの拒否は、この層でも生きています。

音は五方向。舞台(六〇年代和製ポップスの強い旋律)、陰影(歌の強さを現代のオルタナの暗さに接続)、ガレージ(GSの、洋楽と歌謡の継ぎ目をそのまま聴かせる)、夜霧(ムード歌謡の色気を、懐メロショーにせずに)、幻惑(和製サイケの靄)。

昭和初期 およそ九十年下

メロすぎ注意報(昭和・初期/モボモガ・ハイカラ期)

〜お慕ひして、お慕ひして、ほんに好いとうおすの!〜

Intro

郵便受けを 幾度ものぞくの
あの方からの お葉書はまだかと
活動の帰り あんなにお話ししたのに
今日は音沙汰も なくて ナンセンスだわ

Verse 1

情婦を気取る気は ございませんのよ
あの「やあ」のひと言 しびれるくらゐ
どなたにもモダンにお優しいの 存じておりますけど
わたくしにだけ 粋なお目配せ(自惚れかしら)

醒めるどころか いよいよのぼせて
調子っぱづれのお声さへ ハイカラに聞こゆる
言葉も継げません どうしませう
これはもう 恋の深みに 落ちましたわ

Pre-Chorus

「いま何しておいでなの」と したためては破り
したためては破り また書いて 出せやしない
受話器をとりかけて 戻してしまふ宵
この隔たり ほんにナンセンス

Chorus

メロすぎ注意報 あの方ゆゑに発令中
お目が合ふだけで くらくらしてしまふ
恋人未満 お友達以上
お名をつけたら 負けですことよ

お慕ひして お慕ひして ほんに好いとうおす
さりげないお顔で お優しくなさらないで
脈はおありなの? ないの? どちらかしら
片想ひの娘 今日も気もそぞろ

お慕ひして お慕ひして
ほんに好いとうおす(モダン)
申せぬくせに おむねがきゆうと
困りますわ でもお慕ひして ますの

Verse 2

「ごきげんよう」のお声 お部屋で幾度も繰り返すの
うつとりして もつたいないくらゐ
お友だちには「およしなさいな」と諫められたわ
さうね でも分別なんて とうに失くしましたの

匂はせ? いたしません 日記にそつと綴るだけ
写真館で撮つた一葉 あの方に見ていただきたくて
活動の券を二枚 握つてはまた ときめいてしまふ
わたくし はしたない女? いいえ、よろしいの

Pre-Chorus 2

折よくお会ひできたら 並んで歩ける
それだけで一日 果報者ですもの
なのに帰り道 ひとりになると
急に切なくて 涙ぐむの

Chorus 2

メロすぎ注意報 まだ解けませんのよ
あの方のひと言で 世界が変はつてしまふ
本気じゃない たぶん違ふ(でも)
いいえ、ほかの娘と笑ふのは 耐へられない

お慕ひして お慕ひして ほんに好いとうおす
その「お変りなくて?」が いちばん変りある証
脈を数へるのも もう詮なきこと
答への出ぬまま 夜が明けてしまふ

お慕ひして お慕ひして
ほんに好いとうおす(モダン)
活動のスタアより素敵だなんて 申したら終はり?
もう終はつてますの とうにのぼせて

Bridge

ねえ 「お慕ひして」と申さば
この間柄 壊れてしまふのかしら
今のままなら お側にゐられる
でも今のままでは 切なすぎますわ

「お友だち」といふ 都合のよい言の葉で
隠してゐるだけの 本気未満
でもあの方からは たぶんわたくしは
ただのお便り相手の ひとりなのでせう(存じてます)

ねえ それでも
あの方の横顔 ほんにシック
お心の読めぬところまで お慕ひしてますの
何もかもまるごと 好き(決めましたの)

Break

困るわ つらいわ でもお慕ひして
無理だわ 苦しいわ でもお慕ひして
笑つて 泣いて 目眩がして
もうほとんど駄目 でも離れられない

お慕ひして お慕ひして ほんに好いとうおす
お慕ひして お慕ひして ほんに好いとうおす
分別? どこぞへ置いてまゐりました
脈を数へるのも もう、よしましたの

Final Chorus

メロすぎ注意報 あの方面に 警報まだ鳴つてをります
申せぬまま 季節だけ移ろうて
恋人未満 お友達以上
でもほんたうはもう お慕ひしてと申したいの

お慕ひして お慕ひして ほんに好いとうおす
お優しさ全部 わたくしだけに賜つて
脈がなくても 今日だけは
あの方のお名で むねが灯るの

お慕ひして お慕ひして
ほんに好いとうおす(モダン)
口説きなんて 空恐ろしくて無理 でも
あの方が笑つた それだけで 今日も生きてゆける

Outro

郵便受けを 幾度ものぞくの
お葉書が来るだけで 息がとまる
片想ひの娘 抜け出せませんの

お慕ひして お慕ひして
ほんに好いとうおす(モダン)

メロすぎ注意報
まだ、鳴つてをりますの。

発掘記録 ── この層について

旧かなの層に入りました。「お慕ひして」。活動写真、写真館の一葉、お葉書。モダンガールの語彙——ナンセンス、ハイカラ、シック、モダン——が、恋の照れの置き場になっています。逃げ口上の位置に外来語が入るのは、全層でここだけです。

「情婦を気取る気はございませんのよ」——彼女ヅラの、百年前の姿。骨格は、まだ崩れていません。

音は四方向。夜会(戦前ジャズの華やぎをノワールに沈める)、復興(ブギウギ×ファンクソウル——全層で唯一、陽の光が差す枠)、行進(行進曲のリズムを不穏に反転させる、この連作でいちばん尖った賭け)、大陸(上海の夢の、甘く危うい退廃)。

行進だけは、注意して聴いてください。「好き 好き 好き」の純情な反復が、行進の強迫的なリズムに乗ると、別のものに聞こえ始めます。音楽は歌詞を読まない——この頁の設計が、最も暗く効く場所です。

明治大正 およそ百二十年下

懸想注意報(明治・大正/新体詩・文語篇)

〜お慕ひ申す、お慕ひ申す、いとほしう存じまする〜

Intro

玉章待てど 音もなく
胸は早鐘 宵ごとに
夕はあれほど 睦みしものを
今日は文だに 賜はらず つれなや

Verse 1

契りし仲に あらねども
あの「やよ」のひと言 魂に沁む
誰にもやさしき 君と知れど
我にばかりは ことに情ふかし(自惚れか)

醒むるどころか いよよ焦がれて
音はづるる声さへ あはれ床し
言の葉も継げず いかにせむ
これぞまさしく 恋の淵に 落ちたるなり

Pre-Chorus

「いかに在すや」と 書きさして
また消し書きて 筆惑ふ
え遣らぬままに 夜は更けて
この隔たりの うとましさ

Chorus

懸想注意報 君ゆゑに発りて已まず
目見合ふだけに 魂みな攫はれぬ
恋とも言はず ただ事にもあらず
名づけなば 負けと知るらむ

お慕ひ申す お慕ひ申す いとほしう存ず
何げなき面もて やさしうしたまふな
脈や有る 無きや いづれぞや
片恋の道 今日も消な死に

お慕ひ申す お慕ひ申す
いとほしう存じまする(あはれ)
え言はぬくせに 胸ひしぐ
かなはぬ恋よ されど恋ふ

Verse 2

「さらば」の声を 幾度も
耳に繰りては あな尊
うつつに写せば もつたいなや
我のみと思ふ 愚かさよ

誰にもやさしき 君なるを
友は諫めて「な恋ひそ」と
げにもと頷く ことわりの
されど醒むるどころか 近づくほどに 淵へ落つ

匂はせはせず 文にひそかに綴るのみ
姿を写し絵に留め 君に見せばやと
通ひ路の足跡に またも心躍るなり
我は容易き女か いざ、よしや

Pre-Chorus 2

折よく逢へば 並び歩める
それだけで一日 果報なりけり
されど帰るさ ひとりとなれば
にはかに切なく 涙ぐむなり

Chorus 2

懸想注意報 いまだ解けやらず
君がひと言に 世の界さへ移ろふ
本気にあらず たぶん違ふ(されど)
いな、ほかの子と笑むは 堪へがたし

お慕ひ申す お慕ひ申す いとほしう存ず
その「障りなきや」が いちばん障りある証
脈を数ふるも もはや詮なきこと
答への出でぬまま 夜は明けにけり

お慕ひ申す お慕ひ申す
いとほしう存じまする(あはれ)
神仏への祈りより尊しと 言はば果てぬべし
されど果てたり とくの昔に

Bridge

あはれ「恋ふ」と 名告らば
この睦まじさ 絶えなまし
黙しをらば 側に在り
語らば苦し いかにせむ

「友」てふ言葉の まやかしに
隠す本気の まだ足らで
君が眼に 映る我は
ただ一片の 文ならむ(知りてをり)

ねえ さはれども
君が横顔 あなあはれ
心読めぬところまで 慕はしや
何もかもみな 好き(定めたり)

Break

苦し 懶し されど恋ふ
堪へず 悩まし されど恋ふ
笑みもし 泣きもし まろび伏し
ほとほと果てぬ されど離れえず

お慕ひ申す お慕ひ申す いとほしう存ず
お慕ひ申す お慕ひ申す いとほしう存ず
分別は とく打ち捨ててけり
脈を数ふるも もはや、よしにけり

Final Chorus

懸想注意報 君がかたへに いまだ鳴りやまず
え言はぬまま 季のみ移ろひて
恋とも言はず ただ事にもあらず
されどまことは 恋ふと言はまほし

お慕ひ申す お慕ひ申す いとほしう存ず
やさしさのみな 我がかたに賜へ
脈はなくとも 今日ばかりは
君が名にこそ 胸は灯れ

お慕ひ申す お慕ひ申す
いとほしう存じまする(あはれ)
口説きなど 空恐ろしくて え叶はね
されど君が笑みし それだけに 今日も生く

Outro

玉章来たれば 胸つぶれ
文の返りに 息も止む
片恋の道 出でやらず

お慕ひ申す お慕ひ申す
いとほしう存じまする(あはれ)

懸想注意報
いまだ、鳴りやまず。

発掘記録 ── この層について

文語の層です。ここで、組版が縦に倒れます。題も変わりました——「メロすぎ注意報」は「懸想注意報」に。カタカナ語が消え、玉章(たまずさ)、文、写し絵。

それでも、見てください。「名づけなば 負けと知るらむ」。「書きさして また消し書きて」。「え言はぬくせに 胸ひしぐ」。打って消して、は筆の時代からありました。言えない好きも、名づけの拒否も、この層まで一度も途切れていません。

逃げ口上は「あはれ」に近づいていきます——照れではなく、詠嘆へ。

音は二方向。浅草(大正ロマンと浅草オペラの和洋折衷を、継ぎ目が聴こえるまま現代の暗いポップに)、唱歌(明治の唱歌と讃美歌の硬さを、ポストパンクの冷たさで——賛美歌的な畏れ)。どちらも「近代の入り口のぎこちなさ」を、消さずに鳴らします。

平安 およそ千年下

懸想の歌(平安・王朝和歌篇)

〜「メロすぎ注意報」終曲:すべては「あはれ」へ〜

Intro

ある人を思ひそめて
夜な夜な心乱れけるままに
よみ置きたる歌ども

Verse 1

玉章の 来ぬ夜を数へ 起き居つつ
胸のみ騒ぐ 暁の鐘

Verse 2

人ごとに 情ある身と 知りながら
我にし深き と思ふはかなさ

Verse 3

飽くべきを いとど焦がれて 君が癖
憎きさへなほ あはれと思ふ

Verse 4

書きさして また消す筆の 跡もなく
え遣らぬ文に 夜ぞ更けにける

Chorus

名を問はば 負けぬべき恋 その人の
心あるかと なきかとも知らず

何げなき 顔してやさし さやうにて
たまさかの情 罪深きかな

Verse 5

「さらば」てふ 御声を耳に 留めおきて
幾夜も繰れど 飽くよしもなし

Verse 6

人は皆 「な恋ひそ」と言ふ げにさぞと
思へど淵に 沈むわが恋

Verse 7

わが影を 絵師に写させ ひそかにも
君に見せばや と思ふあやしさ

Chorus 2

あるやなし 問ふもはかなし 数ふべき
ことにもあらぬ 君が心を

神に祈る 心にまさり 君を恋ふ
かく言はば終はり とくに終はりぬ

Bridge

言はざらば 近くやあらむ 言ひてしも
絶えなむ仲を いかにかはせむ

君が目に 映るわれとは 数ならぬ
ひとつの文か あはれそれでも

Break

苦しさも 厭はず恋ひて あるやなし
数ふることも 今はやみぬる

Final Chorus

言ひかねて 過ぐる月日よ かなはずも
君が名にこそ 胸は灯れれ

万の言 言ひ尽くしても なほ足らで
残る一言 ——あはれ、とぞ

Outro

いまは、注意報の名もなく
ただ、あはれ。

発掘記録 ── この層について

最下層です。ここで、歌の構造が崩れます。Intro、Verse、Chorusの器が溶けて、詞書と歌だけが残る。題からは「注意報」の名も落ちて、「懸想の歌」。

五七五七七。自由律の令和語を千年掘ると、音数律に着きます。饒舌の始まりに、定型があった。

そして最後の歌——「万の言 言ひ尽くしても なほ足らで 残る一言——あはれ、とぞ」。令和の彼女は(語彙力)と書きました。語彙が全部死んだあとに残る一語が、この言語には最初から在ったことを、彼女は知りません。でも、同じ場所を指しています。

音は四方向。夜殿(雅楽の気配の下に、現代の重いサブベース)、幽玄(怖いほど美しい、へ——終曲の本命)、幻視(古典を未来の電子音で幻視する)、宵闇(王朝の闇に、ポストパンクの微かな脈)。どれも、太鼓と箏のきらめきを禁じてあります。時代劇にしないためです。

ここが底です。この下には、もう地層はありません。……地層は。

── 発掘は、ここまで。

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好きだと言えないまま

Intro

通知ひとつで 胸が少し揺れる
返事が来ない夜を また見つめている
見てくれているのか わからないまま
小さな期待だけが 残っている
既読がついた ただそれだけで
息をするのを 少し忘れた
何でもないことのはずなのに
今日も心は 君の方へ向く

Verse 1

恋人みたいに 思うつもりはないけど
君の「おつかれ」が 心に残っている
誰にでも優しいのは わかっているけど
なぜか自分だけと 思いたくなる
冷めていく理由なら いくつも探せるのに
気づけばまた 君のことを考えている
不器用なところさえ 大切に見えて
言葉にできないまま 胸にしまっている
これは恋なのか まだわからない
でも恋じゃないとも 言いきれない
名前をつけるには 少し早くて
名前をつけないには もう遅い気がする

Pre-Chorus

「いま何してる?」を 打っては消して
送れないまま 時間だけが過ぎる
返事のない夜が 少し長くなって
この距離の名前を まだ探している
近づきたいのに 近づきすぎたくない
壊したくないから 何も言えない
言葉にすれば 楽になるのかな
言葉にしたら 終わってしまうのかな

Chorus

恋の注意報 君の方へ出ている
目が合うだけで 心が揺れてしまう
友だちより近くて 恋人より遠い
名前をつけたら 何かが変わりそうで
好きだと言えない
好きだと言えない
本当の気持ちは まだ胸の中にある
何でもない顔で 優しくしないで
期待してしまうから
好きだと言えない
好きだと言えない
それでも今日も 君を思っている
言えないまま 胸が苦しくなる
たぶん、好きなんだ

Verse 2

「またね」の声を 何度も思い出す
特別じゃないから 余計に残っている
友だちには「考えすぎ」と言われた
その通りなのに まだ消せない
見てほしいようで 気づかれたくなくて
小さな合図だけを 置いてしまう
少しの反応で また期待してしまう
またそれを 繰り返している
君の中の私は どんな場所にいるの
たぶん大きな意味は ないのかもしれない
それでも同じ時間に 同じ画面を見て
勝手に近くなったような 気がしている

Pre-Chorus 2

タイミングが合えば 隣を歩ける
それだけで一日が 少し明るくなる
なのに帰り道 ひとりになると
急に寂しさが 胸に残る
近づくほどに 遠く感じることがある
笑っているほど わからなくなる
答えがほしいのに 聞くのは怖くて
また同じ場所で 立ち止まっている

Chorus 2

恋の注意報 まだ消えそうにない
君の一言で 心が揺れてしまう
本気じゃないと 思いたいけど
他の誰かと笑う君を 見ていられない
好きだと言えない
好きだと言えない
その優しさに また期待してしまう
答えが出ないまま 夜が過ぎて
気づけば朝になっている
好きだと言えない
好きだと言えない
それでもまだ 君を思っている
大切だなんて 言えないまま
もう戻れない気がしている

Bridge

ねえ 好きだと言ったら
この空気は 変わってしまうかな
今のままなら 近くにいられる
でも今のままじゃ 少し苦しい
友だちという言葉に
隠している気持ちがある
便利でやさしい言葉だから
今日もその中に しまっておく
君にとって私は
どんな存在なんだろう
聞きたいのに聞けなくて
また同じように 黙っている
それでも
君の横顔を 思い出している
理由はうまく 言えないけれど
気持ちはまだ 君の方にある

Break

つらい でも好き
やめたい でも好き
笑っているのに 泣きそうになる
もう戻れない でも離れたくない
好きだと言えない
好きだと言えない
心の中だけで 何度も繰り返す
期待することにも 少し疲れたけど
まだ終わらせられない
好きだと言えない
好きだと言えない
言葉にすれば 変わってしまう
変わらないままでは 苦しいのに
今日もまだ 言えないまま

Final Chorus

恋の注意報 君の方へ出たまま
言えないまま 季節だけが過ぎていく
友だちより近くて 恋人より遠い
でも本当はもう 好きだと言いたい
好きだと言えない
好きだと言えない
優しさ全部 私に向いていればいい
可能性がなくても 今日だけは
君の名前を 思い出している
好きだと言えない
好きだと言えない
告白なんて まだ怖いけど
君が笑った それだけで
今日も少しだけ 歩いていける

Outro

通知ひとつで 胸が少し揺れる
既読がつくだけで 息を止める
片想いから 抜け出せない
好きだと言えない
好きだと言えない
恋の注意報
まだ、鳴っている。
たぶん、これが恋なんだと思う。

このバージョンについて

この楽曲は、ご入力いただいたテーマ「片想い」に基づいて自動生成されました。どなたにも当てはまるよう、普遍的に共感されやすい語彙を優先し、特定の個人・地域・職業を想起させる情報は含めていません。

構成は Intro から Outro までの標準的なポップス形式です。感情の表現には「揺れる」「残る」「苦しい」など、受け入れられやすいことが確認されている語を使用しています。

ご不明な点があれば、いつでもお尋ねください。