lowlights

えへへごめんね色

赤とピンクの、途中のない色

電源かわいいI 規則1かわいいは正義2ジレンマ3推定有罪II 観察4守ってあげたい5見てるよ6写ってない人 △7ちゃんと帰ってきてねIII 裁判8確認してるだけ9ちょっと話がある △同じ夜・並列10謝ってIV 判決11殺すから大丈夫 △12私も死ぬ △13絶対に怒るから言わないで14えへへごめんね色ピンク途中はないえへへごめんね色また言うからね

彼女の感情回路図 全十四曲 —— 部品を押すと、その曲へ

かわいいは正義。彼女の世界はこの一条から始まって、観察があり、公判があり、量刑がある。証拠が無いことは証拠にはならないし、自白は受理されない。ずいぶん恐ろしい法体系に聞こえるけれど、条文をよく読むと、どれも同じことしか書いていない。——いちばんは私。あなたは私の。それだけ。

そして彼女の色は、途中を持たない。怒りの赤は、あなたの顔ひとつで、ぱっ、とピンクに変わる。グラデーションはない。スイッチみたいに。この歌集の題は、その赤とピンクのあいだの、存在しない中間色に付けられた名前だ。

I 規則

1かわいいは正義

◎ 彼女の声

[Verse 1]

今日も私はかわいい
それはもう仕方ない
どんな気分の日でも
ちゃんとかわいいまま

あなたはそれを見てる
一番近い場所で
それだけで十分
もう得してるでしょ

[Pre-Chorus]

少しくらいのわがまま
付いてくるものだよね
かわいいってそういう
特別なやつでしょ

[Chorus]

かわいいは正義
えへへごめんね
少しくらいは許して
全部かわいいから
かわいいは正義
私が規則
どんな判断だって
これで通るでしょ
ねえ
あなた、私のだよ
分かってるよね

[Verse 2]

さっきの事は全部
わざとじゃないからね
でも少しだけなら
わざとでも良いでしょ

その子より私が
かわいいのは事実
比べる必要も
本当は無いけどね

[Pre-Chorus]

少し拗ねた顔も
ちゃんとかわいいでしょ
それを見れるあなた
かなり得してるよ

[Chorus]

かわいいは正義
えへへごめんね
理由なんて要らない
かわいいが理由
かわいいは正義
全部許される
あなたの場合だけ
特別にしてあげる
ねえ
それでも不満なの?
嘘でしょ

[Bridge]

だって私だよ?
ここにいるの
間違える訳ない
選んだでしょ

良いでしょそれで
全部良いでしょ
かわいいってそういう
力でしょ

[C-Part]

少しだけ意地悪
それもかわいい
ちょっとだけ強めも
それもかわいい
ちゃんと好きでしょ?
分かってるよね
だから全部
成り立ってる

[Final Chorus]

かわいいは正義
えへへごめんね
好きでいる方が
簡単でしょ
かわいいは正義
私が規則
あなたの世界では
全部これで良いの
ねえ
独り占めしてるの
分かってる?

[Outro]

今日も私はかわいい
明日も多分そう
それを見てるあなた
一番ずるいよね

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, female singer, sung in Japanese only, cute Japanese pop, confident and bratty, piano — bright bouncy chords, the soundtrack of a girl who has already won, bass slap — funky and proud, drums full — snappy pop beat with tambourine, clean electric guitar — jangly riffs between lines, close mic, voice sweet and totally unapologetic, not singing — declaring the rules of the universe she runs, chorus voice biggest — kawaii wa seigi, bridge voice drops to whisper then comes back — datte watashi dayo, C-part voice counting — each line lands like a verdict, no synth, no strings, bright and punchy, do not loop do not repeat, BPM 120, Key C major

I 規則

2ジレンマ

◎ 彼女の声

[Verse 1]

あなたは優しいから
誰にでもそうでしょ
それが好きって言ったけど
やっぱちょっといらっとする

見られてるのはいいの
でも触らないでね
近づくのはいいけど
それ以上はだめ

[Pre-Chorus]

難しいことじゃない
ちゃんと分かるでしょ
私が嫌なこと
しなきゃいいだけ

[Chorus]

ジレンマ ジレンマ
何が難しいの?
私だけ見てればいい
それだけでいいでしょ
ジレンマ ジレンマ
ほんとに簡単でしょ
モテててもいいけど
一切揺らがないで
ねえ
私が嫌なことだけ
絶対しないで

[Verse 2]

他の子に優しいの
別にいいんだけど
その分ちゃんと
私に返して

褒められてるのもいい
でも嬉しそうにしないで
その顔は全部
私だけにして

[Pre-Chorus]

わがままとかじゃない
これくらい普通でしょ
出来ないっていう方が
ちょっとおかしいよ

[Chorus]

ジレンマ ジレンマ
なんで出来ないの?
取られなきゃいいだけでしょ
それだけでいいでしょ
ジレンマ ジレンマ
そこだけちゃんとして
好きにさせていいけど
好きにならせないでね
ねえ
そのくらいは出来るでしょ
普通に

[Bridge]

だってあなた
選んだでしょ
こういう感じの
私のこと

それくらい
読めるでしょ
いちいち言わなくても
分かるでしょ

[C-Part]

少しやきもち焼いて
少し安心させて
どっちもちゃんと
普通にやって

[Final Chorus]

ジレンマ ジレンマ
ほんとに簡単でしょ
私を嫌にさせない
それだけでいいの
ジレンマ ジレンマ
それだけでいいから
他はなんでもいいよ
ちゃんと選んでれば
ねえ
一番って分かれば
それでいいから

[Outro]

難しくないでしょ
ちゃんと出来るでしょ
私を嫌にしないで
それだけだから

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, female singer, sung in Japanese only, tight Japanese pop rock, demanding and cute, clean electric guitar — sharp riffs on the beat, the sound of rules being set, piano staccato — chorus only, the gavel, bass driving and tight, drums full — snare hits hard on chorus, close mic, voice sweet but firm, not singing — listing requirements for a boyfriend and finding them all reasonable, verse calm — stating facts, chorus the voice sharpens — jirenma jirenma, bridge voice drops — she knows he chose this, C-part voice counting — a checklist, no synth, no strings, no acoustic guitar, tight and bright, do not loop do not repeat, BPM 116, Key A major

I 規則

3推定有罪

◎ 彼女の声

[Verse 1]

昨日は平気だった
今日は何故か駄目
そういう日もあるって
貴方は軽く言うけど

その「何か」の部分が
全部私に見える
証拠はまだ無いけど
顔に出てる気がする

[Pre-Chorus]

先に言っておくね
言い訳から入ると
その時点でもう少し
罪が重くなる

[Chorus]

推定有罪
はいアウト 今アウト
無実なら証明して
出来ないならそのまま確定
推定有罪
私が規則
疑わしきは罰する
例外無し 此処で結論
ねえ
その沈黙も証拠
全部アウト

[Verse 2]

その子の話をすると
語尾だけ少し変わる
私には分かるの
温度が少し上がる

そんなつもり無いなら
尚更危ないね
無自覚が一番
扱いにくい奴

[Pre-Chorus]

前にも似た様な
呼吸してた気がする
私じゃない誰かに
優しくした日の奴

[Chorus]

推定有罪
後からでも適用
さっきの笑い方まで
遡って回収
推定有罪
未来込みで裁断
このまま後三回で
多分好きになるでしょ
ねえ
可能性の時点で
もうアウト

[Bridge]

説明しないで
それ減点
黙っていても
それも減点
違うって言うなら
響きが軽い
強く言えばそれも
不自然になる

私の時には
しない顔した
してたと言っても
今日は違う
見えないものは
無いのと同じ
見えた違和感は
全部採用

[C-Part]

安心させようとして
不自然になってる
気を付けてる時点で
もう意識してる
何も無くても
此処まで来たなら
何かある方が
寧ろ自然でしょ

[Final Chorus]

推定有罪
はいアウト もうアウト
証拠が無い事は
証拠にはならないから
推定有罪
私が規則
疑わしきは罰する
基準は全部私
ほら
何も無いって言う顔が
一番アウト

[Outro]

昨日は白だった
今日はもう黒
明日の分まで
先に処理するね

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, female singer, sung in Japanese only, Japanese pop rock, courtroom pop, electric guitar — sharp clean riffs that sound like evidence being stamped, piano — hard staccato on chorus like a gavel, bass slap — the prosecution, drums full and tight — march of justice, close mic, voice sweet and absolutely merciless, not singing — prosecuting someone with a smile, verse voice observational — collecting evidence from tone of voice, chorus voice declaring — suitei yuuzai hai auto, bridge voice listing — every response is wrong, C-part voice tightening — even trying to reassure is suspicious, final chorus voice supreme — watashi ga kisoku, no acoustic guitar, no synth, no strings, bright and sharp, do not loop do not repeat, BPM 122, Key Bb major

II 観察

4守ってあげたい

◎ 彼女の声

[Verse 1]

あなたのことは信じてる
ほんとにそこはだいじょうぶ
こまることがあるとしたら
まわりのほうだよね

やさしいからあなた
ちゃんと気づかないの
へんな目で見てる子
すぐわかるよ

[Pre-Chorus]

ちょっとだけでいいの
気にしなくていいから
そのままでいてくれれば
私が見るから

[Chorus]

守ってあげたい
あなたのことを
こわいことから
ちゃんと遠ざけたい
守ってあげたい
私がいれば
だいじょうぶになるよ
全部きれいに
ねえ
あなたはそのままでいい
なにもしなくていいよ

[Verse 2]

話しかけられても
やさしくしなくていいよ
あとから困るのって
だいたいそういうの

連絡とかも別に
増やさなくていいよ
減らすのはこっちで
やっておくね

[Pre-Chorus]

ふつうにしてるだけで
巻き込まれるから
そういうところだけ
少しだけ任せて

[Chorus]

守ってあげたい
あなたのことを
危ないところは
先に消しておくね
守ってあげたい
私がいれば
変なことには
ならないから
ねえ
気にしなくていいんだよ
全部大丈夫

[Bridge]

ちゃんと見てるから
安心してて
なにも起きないように
しておくね

いやなこととか
残らないように
きれいにしておくね
全部

[C-Part]

あなたはただ
ここにいてくれればいい
外のことは
私が整えるから

[Final Chorus]

守ってあげたい
あなたのことを
よけいな視線も
全部届かないように
守ってあげたい
私がいれば
ちゃんと静かでしょ
ずっとこのまま
ねえ
あなたは守られてるの
わかってるよね

[Outro]

あなたは悪くない
だから安心して
何も起きないように
してあるから

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, female singer, sung in Japanese only, sweet Japanese pop, gentle and absolute, acoustic guitar strumming — open and warm, the sound of someone tidying a room you did not ask them to tidy, piano — soft chords on chorus, the sound of protection, glockenspiel — sparkle, the sound of cleaning something invisible, bass round and warm, light drums — gentle and steady, tambourine, close mic, voice sweet and caring, not singing — explaining a security system she built around someone using only kindness, verse voice gentle — she is just looking out for him, chorus voice firm underneath sweet — mamotte agetai, bridge voice quietest — she is already done cleaning, C-part voice matter-of-fact — he just has to stay here, final chorus voice complete — you are protected and you know it, warm and bright and slightly terrifying if you listen closely, do not loop do not repeat, BPM 100, Key G major

II 観察

5見てるよ

◎ 彼女の声

[Verse 1]

お湯 ちゃんと切って
そこ置いといて
火 少し弱くして
はねるから

ドアの音でわかる
今日の感じ
靴 揃ってないね
何かあったでしょ

[Pre-Chorus]

そのままでいいよ
直さなくていい
あとでそのまま
見ればいいから

[Chorus]

見てるよ 見てるよ
別にいいでしょ
言わなくてもだいたい
わかるから
見てるよ 見てるよ
気にしなくていい
いつも通りで
そのままで

[Verse 2]

最初に見るの 目
いつもそう
疲れてるかどうか
そこに出る

パスタ 今入れるね
こっち見ないで
オイル 少しだけ
あとで混ぜる

[Pre-Chorus]

言わなくていいよ
その顔でわかる
たぶんこういう日
前にもあった

[Chorus]

見てるよ 見てるよ
別にいいでしょ
何も変えなくていい
そのままで
見てるよ 見てるよ
全部じゃないよ
でも大体なら
外さない

[Bridge]

ねぇ 今の何に使うの
「目」と「靴」でしょ
どうやって曲にするの
それ

[Chorus]

見てるよ 見てるよ
別にいいでしょ
言葉にしなくても
残るから
見てるよ 見てるよ
気づかなくていい
そのほうがいい
ほんとに

[C-Part]

気づかなくていいよ
そのほうがいい
自然なままで
いてほしいから

……見えるし

[Final]

……好きだよ

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, female singer, sung in Japanese only, warm Japanese indie pop, kitchen observation, acoustic guitar fingerpicking — cooking rhythm, Rhodes electric piano — warm and fond, bass round, light brushed drums, close mic, voice casual and knowing, not singing — cooking pasta and reading someone like a recipe, verse voice busy — instructions and observations mixed, chorus voice warm — miterayo lands soft, bridge voice amused — she caught him taking notes on her, C-part voice quietest — she does not want to be noticed noticing, final one word — suki dayo, no electric guitar, no synth, no strings, warm kitchen sound, do not loop do not repeat, BPM 98, Key F major

II 観察

6写ってない人

△ 彼の証言

[Intro – spoken]

「おかえり」

「ただいま」

「今日、どこ行ってた?」

「会社。連絡したよね」

「うん。場所は知ってる」

「誰の近くにいたの?」

[Verse 1]

靴を脱いでる途中で
君は一歩だけ近づく
顔じゃなく 袖じゃなく
僕のまわりを見ている

「なんか匂いが違う」
「今日はこれをつけてたよ」
その答えだけ聞き流して
「誰かのそばにいたでしょ」

[Pre-Chorus]

「何もしてない」

「分かってるよ」

「じゃあどうして?」

「何もないうちに聞くの」

[Chorus]

写ってない人が見えている
僕の隣の空白から
誰がどこまで近づいたか
君にはちゃんと残ってる

写ってない人が見えている
何も起きてないその時から
僕が気づいていない距離を
君だけ先に測ってる

[Verse 2]

「職場の写真 見せて」
後輩が上げたSlackを開く
会議 昼休み 送別会
二枚目までは笑ってる

三枚目でぴたりと止まり
「これ 誰が撮ってる?」
僕が名前を探す前に
「女でしょ たぶんあの子」

[Pre-Chorus]

「この角度 誰の席?」
「この時間 誰がいた?」
君は写真の中じゃなく
抜けてるところを数えてる

[Chorus]

写ってない人が見えている
写真の外まで見えている
撮った人だけ写らないのに
一番先に見つかってる

写ってない人が見えている
僕はまだ画面の中
君はフレームの外側で
もう次の質問を作ってる

[Bridge]

君は最後から聞いていく
帰る前 その前 もうひとつ前

本当の記憶は逆にも歩ける
作った話は前しか向けない

「探偵みたい」と笑ったら
「ちゃんと日本語で話して」
そう言って僕の話から
空いた三十分を指で差す

[C-Part]

写真 匂い 返事の間
ひとつじゃ何も言えないものを
君が静かに重ねると
写ってない人が立ち上がる

[Break – spoken]

「スマホ貸して」

僕より先に
ロックの数字を押す

「普通、そこまでしないよ」

君は本当に
不思議そうに

「なんで?」

「見れば分かるのに」

[Final Chorus]

写ってない人が見えている
香りはいつも変えるのに
君が止まる日は決まってる
誰かのそばにいた日だけ

写ってない人が見えている
僕のまわりの空白まで
事件を解くためじゃなく
事件にしないために

[Outro – spoken]

「浮気してるかを
知りたいんじゃないよ」

「じゃあ、何?」

「近くにいる女を
早めに知りたいだけ」

「……知って、どうするの?」

「遠くにするの」

STYLE(音の設計図)
Japanese male vocal, sung in Japanese only. Warm bright Japanese indie pop with a light steady groove, melodic, an ordinary love song.
Vocal: male, close mic, conversational, relaxed and warm, fully sung and melodic — spoken only in intro, break and outro. Quoted lines carry no menace: same ordinary tone as every line, never lowered, never sinister, never theatrical.
Bass: round melodic bass leading, prominent. Guitar: clean muted cutting. Keys: electric piano, sparse.
Drums: tight dry kit, soft rimshot, no fills.
Space between phrases, small silences around quoted lines, no dramatic pauses.
Bridge and C-Part: quieter, closer, no build. Final chorus: warmer, not louder.
Production: warm, clean, close. No strings, no comic effects.
do not loop, do not repeat
BPM 104, Key D major

II 観察

7ちゃんと帰ってきてね

◎ 彼女の声

[Intro]

(spoken)

いってらっしゃい
今日も気をつけてね

[Verse 1]

玄関で
靴を履くとき

「忘れ物ない?」って
いつものやつ

ネクタイ
ちょっとだけ曲がってる

「はい」って直して
少し笑う

[Pre-Chorus]

「行ってきます」の
キス
忘れてるよって

ちゃんと
呼び止める

[Chorus]

気をつけてね
無理しないでね

終わったら
連絡ちょうだい

それだけで
安心できるから

ねえ
ちゃんと帰ってきてね

[Verse 2]

お昼過ぎ
「もう食べた?」って

軽い感じで
メッセージ

既読ついて
少ししてから

「食べたよ」って
返ってくる

[Pre-Chorus]

うん
よかった

それだけで
いいはずなのに

[Chorus]

気をつけてね
無理しないでね

時間あるときでいいから
連絡ちょうだい

ほんの一言でいいの

それだけで
安心できるから

[Verse 3]

夕方過ぎて
少しだけ遅い

「忙しいのかな」って
思うけど

一応
送っておくね

「今どこ?」って

[Pre-Chorus]

既読つかない

……まあ
そういうときもあるよね

[Chorus]

気をつけてね
無理しないでね

返せるときでいいから
連絡ちょうだい

大したことじゃないの

ちょっとだけ
確認したいだけ

[Post-Chorus]

電話
一回だけ

出ない

もう一回

出ない

[Verse 4]

GPS
ちょっと止まってる

ここ
さっきと同じ場所

電波かな

建物の中かな

[Pre-Chorus]

電話
三回目

四回目

五回目

[Break]

ねえ

聞こえてるよね?

[Chorus]

気をつけてね
無理しないでね

連絡ちょうだい
お願い

それだけでいいの

それだけで
安心できるの

[Bridge]

(half spoken)

ねえ

怒ってないよ

ただ
確認したいだけ

だって

さっきから
同じ場所にいるよね

[Verse 5]

やっとつながる
少し遅れて

「どうしたの?」って
いつもの声

「ごめん 会議だった」

うん

[Pre-Chorus]

そっか
会議

[Final Chorus]

気をつけてね
無理しないでね

終わったら
連絡ちょうだい

次は
ちゃんと出てね

それだけで
安心できるから

[Outro]

(spoken)

……ねえ

さっきの会議

なんで
移動してないの?

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, female singer, sung in Japanese only, cute Japanese pop, bright and sweet, ukulele — cheerful strumming the whole song, never changes mood, piano — playful staccato chords bouncing, tambourine — shaking happy, bass — round bouncy walking, light drums kick snare hi-hat — simple pop beat smiling, glockenspiel on chorus — sparkling, close mic, voice sweet and warm, not singing — a girl talking to her boyfriend at the door every morning, chorus voice bright — she just wants him to come home safe, every section same energy same warmth same smile, nothing dark nothing tense nothing changes, the happiest song, no electric guitar, no synth, no strings, warm bright sunny, Spitz-style morning pop, BPM 112, Key G major

III 裁判

8確認してるだけ

◎ 彼女の声

[Intro]

(spoken)

怒ってるわけじゃないよ
ただ
ちょっと整理したいだけ

[Verse 1]

日曜の夜
少しだけ違和感
言葉じゃなくて
間のほう

いつもより
0.5秒くらい
返事が遅い
それだけ

[Pre-Chorus]

たぶん気のせい
でも気のせいって
検証しないと
残るから

[Chorus]

「ちょっと話がある」
それだけで
そんな顔するんだ

別に
責めたいわけじゃない
ただ
揃えたいだけ

話と時間を

[Verse 2]

順番は
後ろからでいい

近いほうが
誤差が少ない

「日曜の夕方 誰といた?」
「土曜の昼は?」
「金曜の夜は?」

戻っていけば
どこかで
線になる

[Pre-Chorus]

答えを
疑ってるんじゃなくて

繋がり方を
見てるだけ

[Chorus]

「何か隠してることない?」

“ある”か“ない”かじゃなくて
そこに
迷いがあるかどうか

言葉より
先に出るやつ

見てるのは
そっち

[Post-Chorus]

優しくしてるのは
怖がらせないため

じゃなくて

ちゃんと
見えるようにするため

[Verse 3]

テーブルの上
余計なものを置かない

視線を外さない

条件は
揃えたほうがいい

そのほうが
ブレないから

[Bridge]

(half spoken)

ねえ


探してるわけじゃないよ

新しい何かを

ただ
今あるものを
そのまま見たいだけ

グラスが少し
強く当たる

前にさ

言ったよね

隠してたら
殺すって

(間)

あれ 冗談だと思った?

(間)

続きをどうぞ

[Chorus]

「ちょっと話がある」
「何か隠してることない?」

この二つで
そんなに崩れるなら

それ
もう答えに
近いよ

[Final Chorus]

怒ってないよ
ほんとに

ただ
揃ってないのが
嫌なだけ

時間も
言葉も
気持ちも

ちゃんと
同じ位置に
あってほしい

それだけ

[Outro]

(spoken)

……ねえ

今の答え

自分でも
信じてる?

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, female singer, sung in Japanese only, cute Japanese indie pop, calm and precise, piano — single notes placed carefully, each note is a question, acoustic guitar fingerpicking — gentle steady pattern, the patience of someone who has all night, bass round and low, light brushed drums, spoken sections piano alone, close mic, voice soft and reasonable, not singing — organizing information with a smile, never raises voice, chorus calm — she is not angry just aligning, bridge half spoken piano only — the smile gets sharper, final softest — one last question, no electric guitar, no synth, no strings, warm but precise, not threatening — thorough, not angry — calibrating, BPM 90, Key C major

III 裁判

9ちょっと話がある

△ 彼の証言

[Intro]

(spoken)

あ、これ 普通の会話じゃない
形式が違うやつだ

[Verse 1]

後輩に誘われて 定食屋いっただけ
味噌汁がうまかった それだけの話
なのに 日曜の夜 テレビついてるけど
内容ひとつも 入ってこない
「今いい?」って 短いLINE
句読点ないの 逆に怖い

[Pre-Chorus]

まだ大丈夫 たぶん大丈夫
味噌汁だぞ 味噌汁
……って思ってたら

[Chorus]

「ちょっと話がある」
出た 一番やばいやつ
体温が 一瞬で 3度くらい下がる
「ちょっと」じゃない 絶対ちょっとじゃない
味噌汁の話が どこまで広がる?

[Verse 2]

座り方が いつもより正面
テーブルの上 余計なものがない
視線が ブレない
感情じゃなくて 整理されてる
あ これ
裁判の配置だ

[Pre-Chorus]

順番が変だ いや違う
順番が"逆"だ

[Chorus]

「金曜の夜 なにしてた?」 そこから来る?
「土曜の昼は?」 まだ戻る?
「日曜の夕方 誰といた?」
時系列 逆再生
逃げ道 先に潰してくる

[Post-Chorus]

答えながら 気づく
これ もう組み上がってるやつだ
定食屋の味噌汁が
いつの間にか 裁判の証拠品になってる

[Verse 3]

「何か隠してることない?」
来た 確信フェーズ
"ない"って言った瞬間
矛盾を探されるやつ
でも ほんとにないんだよ
味噌汁と 焼き魚定食

[Break]

(spoken)

待って 最適解どこ?
全部話す? 味噌汁から?
絞る? いや深掘られる
沈黙? それが一番ダメ
味噌汁で ここまで追い込まれるの
俺だけだろ

[Chorus]

「何か隠してることない?」
その聞き方が もう答え知ってるやつ
優しい声で 逃げ道だけ
丁寧に消してくる

[Bridge]

(half spoken)

黙秘権って 日常で使えるのかな
って 検索しかけた 自分がいる
法廷ドラマで見たやつだよ これ
被告人の気持ち 初めてわかった
しかも俺の罪状
焼き魚定食だからね

[Verse 4]

「じゃあさ」って 少しだけ間
「そのときのLINE 見せて」
証拠提出
来た

[Pre-Chorus]

ログはある 全部ある
後輩との やりとり 全部ある
「味噌汁うまかった」って書いてある
問題は それを どう見るかだ

[Final Chorus]

「ちょっと話がある」
「何か隠してることない?」
この二つで もう逃げ場ない
でも彼女 怒ってない
ただ 確認してるだけ
……それが いちばん怖い
これ もう組み上がってるやつだ

[Outro]

(spoken)

「で、結局どうなの?」

(間)

……ご飯食べただけなんだよ
ほんとに
後輩と 味噌汁飲んだだけなんだよ
なんで言えば言うほど 嘘っぽくなるんだよ

STYLE(音の設計図)
Japanese male vocal, male singer, sung in Japanese only, Japanese indie rock, comedic courtroom energy, clean electric guitar — nervous riff repeating, gets tighter each verse, Rhodes electric piano — two chords calm and judging, bass — walking groove that stops when she asks a question, drums — shuffle verse, stops dead on chorus first beat then kicks back, spoken sections no instruments or bass pulse only, close mic, voice animated verse — telling the story, voice drops flat chorus — reading her messages, bridge half spoken bass only — genuine panic, final chorus voice surrenders, no acoustic guitar, no synth, no strings, dry, not funny — terrifying interrogation delivered as pop, BPM 106, Key F major

III 裁判

10謝って

◎ 彼女の声

[Verse 1]

ねぇ ちょっといい?
今話せる?
さっきのことなんだけど
ちゃんと聞いて

隣にいたよね
あの子でしょ
普通に笑ってたし
距離も近かった

[Pre-Chorus]

別に怒ってないよ
ただ確認したいだけ
どういうつもりか
聞いてるだけ

[Chorus]

とりあえず謝って
一回でいいから
ちゃんと嫌だったの
わかるでしょ
とりあえず謝って
意味とかいらない
見たってことだけで
十分でしょ

[Verse 2]

ああいうのさ
よくないと思う
何もなくても
ああいう距離は

普通に見えるよ
そういうふうに
だからちゃんと
気をつけてほしい

[Pre-Chorus]

言い訳とかいいよ
そういうのじゃない
そのままでいいから
一回だけ

[Chorus]

だから謝って
軽くでいいから
それでちゃんと
終わるでしょ
だから謝って
それだけでいい
変にこじれるの
やだから

[Bridge]

……あのさ

夢で見たの

さっきのやつ
そのまま

[Break]

ねぇ

だからもう起きてるのと同じ

[C-Part]

変な顔しないで
いいから聞いて

でもさ ちゃんと嫌なの
わかるよね

夢とかじゃなくて
今ここで
私が嫌な気持ちでいるの

だからそこだけ
ちゃんとして
一回でいいから
お願い

[Final Chorus]

夢のこと謝って
それだけでいい
ちゃんと戻れるなら
それでいいの

夢のこと謝って
ほんとにそれだけ
今の私を
どうにかして

[Outro]

……ね?

(少し間)

……うん

許してあげる

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, female singer, sung in Japanese only, cute Japanese pop, demanding then melting, piano — staccato verse then sustained chorus, the shift from accusation to asking, ukulele — light strumming underneath, tambourine, bass bouncy verse then drops out on bridge — the floor disappears when she admits it was a dream, light drums — stop on bridge then return, close mic, voice firm then softening, not singing — confronting someone about something that happened in her dream and knowing it is unreasonable, verse voice sharp — she saw it, chorus voice insistent — toriaezu ayamatte, bridge voice tiny — it was a dream, C-part voice honest — but the feeling is real, final chorus voice asks — yume no koto ayamatte, outro voice smallest — she forgives, warm and bratty then warm and vulnerable, do not loop do not repeat, BPM 104, Key Eb major

IV 判決

11殺すから大丈夫

△ 彼の証言

[Intro – spoken]

「ねえ、この女だれ?」

いや、友達だよ
たまに仕事の話も──

「ふーん」

[Verse 1]

ソファの後ろから
画面を覗いた君
通知に浮いた名前を
爪の先で止める

昔からの友達
たまに相談される
聞かれてないところまで
僕は先にしゃべる

[Pre-Chorus]

君は怒りもしないで
グラスの氷を鳴らす
明日の天気みたいに
ただ さらっと言う

[Chorus]

殺すから大丈夫
「浮気してたら 殺すから大丈夫」
雨が降ったら傘を差す
そのくらいの声で

殺すから大丈夫
いや 全然大丈夫じゃない
君はスマホを返しながら
「ねえ 夜ごはんどうする?」

[Verse 2]

別の日 フォロー欄
指でゆっくり流して
「この子 よく出てくるね」
ほんとに軽く笑う

僕はリモコンを取って
「映画でも観ようか」
君は画面を閉じないで
「うん この子はだれ?」

[Pre-Chorus]

予告編だけ始まって
話はそこに残ったまま
君はクッキーを割りながら
「別に疑ってないよ」

[Chorus]

殺すから大丈夫
「何もないなら ずっと大丈夫」
「信じてるよ」って笑う横で
指先はまだ名前の上

殺すから大丈夫
いや やっぱり大丈夫じゃない
君は半分くれながら
「はい こっち大きい方」

[Bridge]

君の「大丈夫」は
僕が無事って意味じゃなく
君の世界が
ちゃんと戻るって意味

してなければこのまま
してたら君が片づける
なるほど 筋は通ってる
通ってるけど
通ってはいるけど

[Verse 3]

コンビニの帰り道
二人分のアイス持って
「さっきの 冗談だよね」
やっと聞いてみた

君は一秒考えて
何の話か探して
思い出した顔で笑う

「ああ あれ?」

[Final Chorus]

殺すから大丈夫
「あはは してないなら大丈夫」
その笑いがかわいくて
傘を忘れそうになる

殺すから大丈夫
やっぱ全然大丈夫じゃない
君は僕の手を引きながら
「溶けるよ 早く帰ろ」

[Outro – whispered]

(してないよ)

(ほんとに)

(……今の間は)

(考えたんじゃないから)

STYLE(音の設計図)
Japanese male vocal, sung in Japanese only. Bright warm Japanese indie pop, sweet gentle and melodic, a normal happy love song.
Vocal: male, close mic, conversational and sincere, warm and relaxed, fully sung and melodic throughout — spoken only in the intro, whispered only in the outro. Never theatrical, never winking.
Guitar: bright clean electric, gentle jangly arpeggios. Keys: warm upright piano.
Bass: round melodic, light bounce. Drums: light brushed kit, tambourine, soft, no fills.
Space between phrases, small silences around the quoted lines.
Bridge: quieter, voice closer, no build. Final chorus: warmer and wider, not louder.
Production: warm, clean, close. No comic effects, no horror stings, no dramatic accents. Played straight.
do not loop, do not repeat
BPM 100, Key C major

IV 判決

12私も死ぬ

△ 彼の証言

[Intro – spoken]

「ただいま」

「おかえり。楽しかった?」

「うん。LINE、見た?」

「見たよ」

「……怒ってない?」

「ちゃんと教えてくれたから」

[Verse 1]

男だけって聞いていた
駅前の小さな店
友達のその友達が
たまたま近くにいた

たまたま席も空いていて
一人増えた それだけ
それでも黙って帰るほうが
ずっとまずい気がした

[Pre-Chorus]

帰りの電車で
打って 消して
最後に事実だけ

「女の人も一人いた」

すぐについた既読
「そっか 気をつけてね」
それだけ

[Verse 2]

家では何も聞かれずに
いつもの「おかえり」だけ
君はコンビニの袋から
プリンを二つ並べた

上着を脱いで 手を洗い
いつもの椅子に座る
君がプリンの蓋を取る前に
僕が余計な口を開けた

[Pre-Chorus]

「ねえ もし俺が
浮気してたらどうする?」

君は蓋を開けながら
一度も考えずに言う

[Chorus]

あなたを刺して 私も死ぬ
君は迷わずそう言った
殴るとか 燃やすとか
そんな途中を飛び越えて

あなたを刺して 私も死ぬ
声はいつものままだった
僕の前にスプーンを置いて
「どっち食べる?」って聞いた

[Verse 3]

君は普通にひとくち目
「カラメル少し苦いね」
僕のスプーンだけまだ
透明な袋の中

「どうしたの?」と覗く顔
ほんの少し首をかしげる
返事をひとつ待ったあと
君は二口目を食べる

[Pre-Chorus]

冗談の笑いも
本気の怒りもなく
君は底のカラメルを
きれいに混ぜている

[Chorus]

あなたを刺して 私も死ぬ
まるで予定を言うみたいに
逃げるとか 別れるとか
片方だけを残さない

あなたを刺して 私も死ぬ
僕が聞くよりずっと前に
君の中ではその先まで
もう答えが置いてあった

[Bridge]

殴るなら傷が残る
燃やすなら灰が残る
別れるなら別々の
明日くらいは残ってる

君の答えには
明日がひとつもない
なのに二人分の覚悟だけ
ぴたりと揃っている

[C-Part]

僕は何もしていない
君も怒ってはいない
なのに鍵をかける音が
前よりはっきり聞こえた

[Final Chorus]

あなたを刺して 私も死ぬ
君はもう忘れたみたいに
空いたカップを重ねながら
「明日 何時に起きる?」

あなたを刺して 私も死ぬ
「七時」と僕が答えると
手つかずの僕のプリンを
「じゃあ明日ね」と冷蔵庫へ

[Outro – spoken]

「ねえ」

「なに?」

「……いや、なんでもない」

「そっか。おやすみ」

STYLE(音の設計図)
Japanese male vocal, sung in Japanese only, Warm gentle Japanese indie pop, quiet domestic evening, melodic, an ordinary love song, Vocal: male, close mic, conversational, relaxed and warm, fully sung and melodic — spoken only in intro and outro, Quoted lines carry no menace: same ordinary tone as every line, never lowered, never whispered, never sinister, never theatrical, Guitar: soft acoustic fingerpicking, Keys: electric piano, sparse, Bass: round and quiet, Drums: light soft kit, brushes, no fills, Space between phrases, small silences around quoted lines, no dramatic pauses, Bridge and C-Part: quieter, closer, no build, Final chorus: warmer, not louder, Production: warm, close, kitchen at night, No strings, no comic effects, do not loop, do not repeat
BPM 90, Key G major

IV 判決

13絶対に怒るから言わないで

◎ 彼女の声

[Intro – spoken]

「怒らないから正直に話して」

……って
言うと思った?

怒るよ

絶対に怒るから
言わないで

[Verse 1]

隠し事はしないでね
何でも話してほしい
帰りが遅くなるなら
誰といるかも教えて

それは今も変わらない
矛盾してるわけじゃない
まだしないで済むことと
もうした後は別の話

[Pre-Chorus]

もしもひとつ
戻せないことを

私の知らない場所で
もう選んだなら

[Chorus]

絶対に怒るから言わないで
怒らないなんて嘘つけない
しないでが最初の約束
したなら最後まで隠して

告白して軽くならないで
重さを私に渡さないで
知らなければ守れた今日を
あなたの良心で壊さないで

[Verse 2]

急にケーキ買わないで
ハートを増やさないで
いつもより長い「おやすみ」
それが一番わかるから

帰ったら靴を脱いで
いつもの椅子に座って
私の目を見て「ただいま」
そこまでちゃんと隠して

[Pre-Chorus]

半分だけの本当が
一番跡を残すから

私に隠し通すなら
あなたが先に忘れて

[Chorus]

絶対に怒るから言わないで
許す準備なんてしてないよ
真実なら何でもいいって
そんな綺麗な人じゃない

泣きながら謝らないで
選ぶ役目を私にしないで
知らなければ続いた明日を
正しさだけで終わらせないで

[Bridge]

正直に話したあなたは
少し楽になるんでしょ

その重さを受け取った私が
明日からずっと持つんでしょ

それを誠実と呼ぶのなら
そんな誠実いらないよ

[C-Part]

秘密は嫌い
嘘も嫌い
裏切りはもっと嫌い

でももうしたなら
やり直せないから
せめて傷を増やさないで

[Final Chorus]

絶対に怒るから言わないで
聞いた瞬間もう戻れない
しないでが最初のお願い
したならこれが最後のお願い

何もなかった顔で帰って
いつもの声で名前を呼んで
私が知らないままでいること
それもあなたの責任でしょ

[Outro – spoken]

「分かった?」

「……隠すの?」

「違う」

「しないの」

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, sung in Japanese only, Warm bright Japanese indie pop, gentle and melodic, sincere, an ordinary love song, Vocal: female, warm clear and bright, gentle and sincere, calm and reasonable, fully sung and melodic — spoken only in intro and outro, Never shrill, never menacing, never breathy-sweet, never theatrical, Chorus opens up melodic and full, never belting, Piano: warm upright piano leading, Guitar: clean electric arpeggios behind, Bass: round and quiet, Drums: light soft kit, steady, no fills, Space between phrases, small silences around spoken lines, Bridge and C-Part: quieter, closer, no build, Final chorus: warmer and wider, not louder, Production: warm, close, evening room, No strings, no comic effects, do not loop, do not repeat
BPM 96, Key F major

IV 判決

14えへへごめんね色

◎ 彼女の声

[Intro]

(spoken)

……怒ってる
怒ってるよ
今 怒ってる

[Verse 1]


今 赤
ばーって燃えてるやつ
止まんない
止めたいけど止まんない
止める気もないけど
言ったよね
言ったのに
言ったよね

[Pre-Chorus]

声 大きくなってる
自分でわかってる
わかってるけど
下げない

[Chorus]

赤 赤 赤
今ぜんぶ赤
視界も赤
声も赤
頭の中ぜんぶ赤
あなたのせいで赤
あなたが赤くしたの
私じゃない
私はピンクだったの
5分前まで

[Verse 2]

なんでそういうことするの
なんでそういうこと言うの
なんで
なんでって聞いてるのに
答えが来ない
来ないからもっと赤くなる
怒ってるときにさ
黙るのがいちばんだめって
言ったよね
言ったの覚えてないの
覚えてるよね
覚えてるのに黙ってる
それがいちばん赤

[Pre-Chorus]

あーもう
自分でも聞こえてる
この声のでかさ
隣の部屋に聞こえてるかも
聞こえてていい
聞かせたいくらい

[Chorus]

赤 赤 赤
今ぜんぶ赤
言い方きつくなってる
わかってる
わかってるけど
わかってて止まんないやつ
止まるやつと止まんないやつがあるの
今日は止まんないやつ
あなたがそうさせてるの

[Verse 3]

あとね
さっきのやつもあるから
3日前のやつもあるから
先週のやつも
まだファイル閉じてないから
今日のといっしょに出てきた
出てきちゃった
止めらんない

[Pre-Chorus]

あーーーー
もう
なんでこうなるの
なんで毎回こうなるの
わかってるよ
わかってる
こうなるの
わかってるのになるの

[Bridge]

(少し間)

……あれ

(間)

……消えた
急に
なんか
ぱっ て

[Break]

さっきまでの赤
どこ行った
どこ行ったんだろう
わかんない
急に
なんか
抜けた
……あなたの顔見たら抜けた
なにその顔
怒られてる犬みたいな顔
やめてよ
やめて

[C-Part]

……えへへ
ごめんね
えへへごめんね
なんか
すごい怒ってた
自分でもびっくりするくらい怒ってた
ごめんね
ちょっとだけ
ちょっとだけだよ
ちょっとだけ言いすぎた
ちょっとじゃないかもしれないけど
ちょっとだけって言わせて

[Final Chorus]

ピンク
今 ピンク
さっきまで赤だったのに
今 ピンク
なにこれ
自分でもわかんない
赤からピンクになるの
途中がないの
グラデーションじゃないの
ぱっ て変わるの
スイッチみたいに
壊れてるのかな
壊れてるかもしれない
でもこれが私だから
あなたのせいで赤くなって
あなたの顔でピンクに戻る
ぜんぶあなたのせい
赤も ピンクも ぜんぶ

[Outro]

えへへごめんね
……許してくれるの
ほんとに?
やさしいね

(少し間)

……まだちょっと赤い
3%くらい赤い
97%ピンク
3%赤
明日には消えてると思う
消えてなかったら
また言うからね
えへへ

STYLE(音の設計図)
Japanese female vocal, cute female singer, sung in Japanese only, bright punk-tinged pop, explosive verse and chorus, sudden soft bridge, electric guitar — sharp funky cutting in verse, full band driving, bass — aggressive eighth notes, drums — loud snare driving, vocal cute but screaming-level energy — the voice of someone whose anger is bright red and completely adorable, not scary — colorful, not mean — loud, verse and chorus maximum energy like a tantrum in a candy store, bridge suddenly drops to acoustic guitar only — anger evaporates instantly, voice becomes soft and giggly, C-part and final chorus warm and embarrassed — pink, the sound of someone who went from fury to ehehe in three seconds flat, BPM 124, Key F major, do not loop, do not repeat

「えへへごめんね」

97%ピンク 3%赤

明日には消えてると思う

消えてなかったら、また言うからね。